鈴木久男 (物理学者)
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研究[1][2]
研究活動は、理論物理学(素粒子・宇宙)と高等教育研究の二つの柱からなる。
物理学・宇宙論
- 風間・鈴木模型: 風間洋一との共同研究により、超弦理論における新しい$N=2$超共形場理論の構成法(風間・鈴木模型)を提唱した。これは弦理論のコンパクト化の研究において重要な貢献とされ、2006年に素粒子メダルを受賞。
- 初期宇宙と重力波: 宇宙初期の重力波の厳密解や、インフレーション前の情報を宇宙背景放射の揺らぎから観測する可能性について研究を行っている。また、ブラックホールや中性子星から発せられる重力波の理論的解析にも取り組んでいる。
高等教育・STEM教育
- 教育手法の革新: 日本におけるクリッカー(学生応答システム)活用の先駆者として知られ、大規模授業におけるアクティブラーニングの導入を推進している。
- 統合科学とSTEM教育: 分野横断的な「統合科学」のカリキュラム開発を行い、教材『インテグレート科学』で2018年に大学教育学会会長特別賞を受賞。近年は、欧米の事例を踏まえたSTEM教育(科学・技術・工学・数学)の改革や、アントレプレナーシップ教育の研究に従事。