鉛筆爆弾
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最初はシェーレ博士により、大きな葉巻程度のサイズの試作品が作られた。
鉛筆爆弾の外殻は鉛の円筒であり、円筒の内部は銅で出来た円盤で2つに仕切られる。仕切られた空間の一つはピクリン酸、もう一つの空間は硫酸等の腐食性液体で満たされた。円盤ははんだ付けされた。 両端は鉛のキャップがはめられ、キャップを蝋で固めることで気密性を保った。
仕切りとなる銅板は必要に応じ厚くも薄くも出来た。銅板が厚ければ銅を腐食して酸同士が反応するのに長い時間を要し、逆に薄ければ2つの酸は2,3日中に混ざって反応する。ディスクの厚みを調整することによって、酸が反応するまでの時間を決めることが出来た。これは安全で効率的な時限信管となった。
2つの酸が混合すると、静かであるが、強烈な炎がパイプの両端から20-30cm程飛び出る。酸の燃焼によって鉛の外殻は跡形もなく消え去る[1]。