闇将軍
From Wikipedia, the free encyclopedia
由来
闇将軍とされた人物
田中角栄
1974年に首相を辞任してからの田中角栄は闇将軍とされていた。後任の三木武夫の時代でも、田中角栄の派閥は最大の派閥で、その主導者の田中角栄の勢力は強く、それは田中が1985年2月に倒れるまで続いていた。田中は1976年7月にロッキード事件で起訴されたのだが、それからの田中も反田中の陣営を倒し、田中が大平内閣と鈴木内閣をつくっていた。次の中曽根内閣は田中曽根内閣といわれた。田中の闇将軍は竹下登の派閥が割れるまで続いていた[6]。
劇団のJACROWが、田中を功罪2つの視点で描く演劇「闇の将軍」4部作(中村ノブアキ作・演出)を、2016年から2020年にかけて初演している[7][8]。作者の中村ノブアキは2020年に同作で紀伊國屋演劇賞個人賞、JACROWは2023年に同作を含む業績で紀伊國屋演劇賞団体賞を、それぞれ受賞している[9]。
小沢一郎
民主党幹事長の小沢一郎が闇将軍とされた。小沢は裏から政界を動かしてきたとされた。これは田中角栄以来の闇将軍とされ、この闇将軍の実像に迫らなければ日本の政治の闇は見えてこないとされた[10]。鳩山由紀夫政権を実質的に支配しているとされ、事実上の最高権力者とされていた。鳩山政権が失速していたのは、鳩山が小沢に気兼ねしていたために、官邸主導でのリーダーシップを発揮できていなかったからとされる[11]。The NIGHTでも闇将軍が小沢を表現する言葉とされる[12]。
安倍晋三
安倍晋三が首相を辞めてから安倍は闇将軍であった田中角栄のようになれるとされていた。そのようになれるとするのにも複数の理由があった[13]。安倍は2021年の自民党総裁選で、党役員人事と組閣を通じて、資金、人事権、利益誘導の権限と権力を実質的につかんだとされた。この総裁選は岸田文雄は到底勝者になれるようなものではなかったが、安倍が岸田が勝利する方向へと操作していたとのこと。こうしてできた岸田政権で安倍が闇将軍であったとのこと[14]。