阿部勝征
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東京都生まれ。東京大学理学部地球物理学科卒業、東京大大学院博士課程を修了後、北海道大学助教授、米カリフォルニア工科大学上級研究員や東京大学地震研究所教授などを歴任した[2]。海底の断層がずれ動くことで津波が起こるという仕組みを解明した。2007年に東京大学名誉教授[3]。
1995年から地震防災対策強化地域判定会委員に入り、2008年から2016年まで同会の会長を務め、東海地震の観測・予知に関わる[4]。南海トラフ地震や首都直下地震の想定の検討でも中心的役割を担い、2008年には、防災功労者として内閣総理大臣から表彰された[5]。
2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)当時は、政府の地震調査委員会の委員長を務めていた。阿部自身は東日本大震災について、「(マグニチュード9クラスの大地震が)東北地方で起こるとは想定できなかった」という見解を示している[6]。
2016年9月9日、東京都清瀬市の病院にて肺がんのために死去[1][4][7]。72歳没。没後に叙正四位、瑞宝中綬章追贈[8]。
2017年、第68回「日本放送協会放送文化賞」を受賞[9]。