除細動
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適応
電気的除細動
効果
主に心室細動や無脈性心室頻拍が適応となる。心臓に通電することで脱分極(膜電位が浅くなる)や過分極(膜電位が深くなる)を惹起し、細動や頻拍における異常な興奮波の旋回をすべて停止させ、新たな興奮旋回を生じさせないことで除細動ないしカルディオバージョンに成功する。その後、正常な興奮伝導が再開し、機械的な収縮が再開することを期待し蘇生に導く。そのため、異常な興奮旋回が関与していない心静止や、興奮伝導があっても機械的に収縮していない無脈性電気活動に対しては効果がなく、むしろ胸骨圧迫を中断することで蘇生率の減少に繋がる。
歴史
1899年にジュネーヴ大学のPrevostとBatelliによって、犬の心室細動に電気的ショックを与えることで心室細動が停止することが報告された。1947年には、ケースウエスタンリザーブ大学のクロード・ ベック教授によって人体へ初めて使用され、現在のモデルの原型が出来ている。
種類
- 除細動器(Defibrillator)
- 植込み型除細動器(ICD:Implantable Cardioverter Defibrillator)
- 自動体外式除細動器(AED:Automated External Defibrillator)
電気ショック波形が単相性よりも二相性の除細動器のほうが1回で除細動される率が高いので、現在では二相性の販売が主流である。二相性は少ないエネルギーで除細動することができるとされている。
