難波利幸
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俳優としてNHK連続テレビ小説や商業演劇で活動した後、プロデューサーに転向。既存のIP(原作)に頼らないオリジナル作品の企画・製作にこだわり、「人間味あふれる笑い」と「役者の魅力を引き出す演出」を特徴とする作品を数多く手がける。
演劇・ミュージカルを中心とした舞台作品の企画・制作に携わるプロデューサーであり、小規模公演から商業演劇まで幅広い領域で活動している。また、日本のライブエンタテインメント作品の海外展開に関与した事例や、地域文化と連動した映像作品の制作などが、新聞および業界媒体で取り上げられている[2][3]。
略歴
- 俳優活動
高校時代より大阪の老舗プロダクション・アクタープロに所属し、俳優活動を開始。青山学院大学在学中に東宝現代劇附属養成所で研鑽を積む。舞台『マリウス』での演技が評価され、大阪新劇フェスティバル新人賞を受賞。NHK連続テレビ小説『わたしは海』『鮎のうた』や、関西テレビ『刑事鉄平』へのレギュラー出演など、テレビ・映画・商業演劇で幅広く活動した。30歳を機に俳優を引退。
- 制作・プロデューサーへの転向
1989年、企画・制作会社「株式会社オフィスタフ」を設立。制作業務の傍ら、ワークショップを通じて新人発掘や育成に携わる。1999年に株式会社ケイダッシュステージへ入社し、演劇部門プロデューサーとして『abc★赤坂ボーイズキャバレー』『コントンクラブ』など、数多くのオリジナル舞台作品をヒットさせた。2003-5年には女性ミュージカル集団「東京メッツ」[4](解散時47名)を手掛けている。
- エヌオーフォー設立と独立
2013年10月、株式会社エヌオーフォー(NO.4)を設立。代表取締役として『画狂人北斎』『ダブルブッキング!』『5 years after』など、シリーズ化される人気作品を継続的にプロデュースしている。また、東野圭吾原作のミュージカル『手紙』の制作や、中国本土でのライツ上演(『手紙』『ガリレオ☆CV』)を実現するなど、国際的な展開も行っている。
周囲の評価
- 制作スタイル: 「役者がいかに魅力的に見えるか」「とにかく、お客様に「楽しい!」と思ってもらえるか」を最優先し、徹底した観客第一主義を貫く。人間味あふれる笑いや、登場人物の心の機微を丁寧に描く群像劇を得意とする。
- クリエイティブ: プロデューサー業に加え、作品によっては構成・演出・原作・音楽などを手がける。その際、作品の性質に合わせて「南鳩史之」「松野一茂」「リチャード・レイン」など連携し、多角的な作品の質に拘る。
- 教育・育成: 演劇高校や専門学校や企業からオファーを受け、若い世代からも定評のある講演・新入社員ワークショップも行う。
- 地域文化への貢献: 出身地の枚方市制施行70周年記念映画『くらわんか!』をプロデュース。地域の伝承(七夕伝説)をエンタテインメント化し、市民を巻き込んだ文化事業として新聞各紙で大きく報じられた。
舞台制作
主な舞台作品
海外展開
ミュージカル作品『手紙』および『ガリレオ☆CV』は、中国本土においてライセンス上演が行われ、日本の舞台作品の海外展開事例として紹介されている[18]。
地域文化事業
メディア掲載
- 『COOL JAPAN 応援新聞』(2018年8月号)
- 『カンフェティ』
- 2020年8月号(vol.187)
- 2023年7月号(vol.222)
- 2025年4月号(vol.243)
- 読売新聞 地域面(2017年7月30日、2017年8月8日)