雨夜譚
From Wikipedia, the free encyclopedia
内容
各巻内の見出しは岩波文庫版による [注 1]。
巻之一
- 余が少年時代
- 1840年 武蔵国(現在の埼玉県深谷市)に生まれる。
- 1845年 読み書きをはじめる。
- 1853年 家業(農耕、養蚕、藍玉製造)を助けて働く。
- 立志出郷関
- 1863年 攘夷のため高崎城占領と横浜焼き討ちを計画。しかし八月政変前後の京都を見てきた尾高長七郎の説得で断念。
巻之二
- 浪人生活
- 一橋家出仕
- 1864年 京都で 平岡円四郎の薦めにより一橋慶喜に仕える。
- 兵隊募集の苦心
- 産業奨励と藩札発行
- 1865年 歩兵取立御用掛、勘定組頭となり、年貢米直売、硝石製造、藩札発行など一橋家財政充実に働く。
巻之三
- 幕府出仕
- 1866年 慶喜が将軍になり、栄一は幕臣になる。陸軍奉行支配調役。
- 外国行
- 1867年 徳川昭武に従いパリ万国博覧会 (1867年)に行く。博覧会の後にスイス、オランダ、ベルギー、イタリア、イギリスを見学。
巻之四
- 帰朝と形勢の一変
- 静岡藩出仕と常平倉
- 1868年 幕府が瓦解。朝廷の命令で日本に帰る。静岡藩の勘定組頭になる。商法会所を設立。
- 明治政府出仕
- 1869年 大隈重信の説得で民部省の租税正(現在の主税局長相当)になる。改正局を設置、その掛長を兼任。
巻之五
『雨夜譚』以後の渋沢
1873年(明治6年、渋沢33歳)に民間実業家になってからの渋沢の業績は『雨夜譚』からは知ることはできない。後半生の回顧録としては『青淵回顧録』(小貫修一郎編著 青淵回顧録刊行会 1927)などがある。