雪冤
大門剛明による文学作品
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雪冤(せつえん)
| 雪冤 | ||
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| 著者 | 大門剛明 | |
| 発行日 | 2009年5月28日 | |
| 発行元 | 角川書店 | |
| ジャンル | 推理小説 | |
| 国 |
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| 言語 | 日本語 | |
| 形態 | 四六判 | |
| 公式サイト | web KADOKAWA特設サイト | |
| コード | ISBN 978-4-04-873959-7 | |
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2009年の第29回横溝正史ミステリ大賞で大賞とテレビ東京賞をダブルで受賞した作品でもある。当初の題名は「ディオニス死すべし」。
あらすじ
平成5年の夏の初め、京都で殺人事件が起こる。被害者は、あおぞら合唱団に所属する長尾靖之と沢井恵美で、2人とも刺殺されていた。その容疑者として逮捕されたのは、2人が所属する合唱団の指揮者を務める八木沼慎一。慎一は一貫して容疑を否認し、裁判・法廷の場でも無罪を主張するも、最終的には死刑が確定し、慎一は死刑囚となってしまう。慎一の父は息子の無実を信じ、再審請求の署名集めに奔走するが、署名はなかなか集まらず時間ばかりが経過してしまう。
事件発生から15年後の時効寸前、そんな息子の冤罪・無実を訴える慎一の父の悦史の元に、“メロス”と名乗る人物から「自首したい。自分は共犯で、真犯人は“ディオニス”だ」と連絡が入ると同時に、このような告白を受ける。(実際は“ディオニス”について告白を受けるのは菜摘で、内容も「自首できないのはディオニスのせいだ」という表現であって、共犯だと直接言ってはいない。)
その後、死刑囚である慎一の死刑が執行され、慎一は亡くなってしまう。慎一の死により父は無力感に襲われるが、活動の継続を訴える支援者に助けられ、本当の犯人を見つけ出すことに成功する。