雪囲い
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歴史と意味
豪雪地帯では冬の積雪が2mを越すこともあり、建物が雪に埋もれてしまったり、雪の重みに押しつぶされたりすることもある。そのため雪囲いは、豪雪地帯における冬の準備として行われてきた。昔は屋根から地面に向かって木材を立て、その木材にそって板やワラ、ヨシなどで囲っていたが、近年では波型のトタンやプラスチック製の板を利用して雪が滑り落ちやすくする工夫もなされている。
ただし、冬が来る度に雪囲いを施すのは面倒であるため、季節にかかわらず常設しているものも多い。単に木材などを打ちつけたものなどであれば素人でも設置、撤去などはできるが、例えば商店の入口にあるような、周囲をガラスで囲んだり自動ドアをつけたりしたものであれば、設置や撤去の度にかなりの経費がかかるのでこういったものは常設である。またスノーシェルターの類も雪囲いの一種であるが、これは当初から常設とすることを前提としたものである。こういったものは夏季には用を成さないのが一般的であるが、落石からの保護などとの兼用の場合もある。ただし地域によってはこうした常設のものは「雪囲い」とは呼ばないとする地域も存在する。
