音声言語と口頭言語とは異なる[1][要ページ番号]が、しばしば曖昧に用いられる。
音声言語は、文の切れ目をそれ自身では明示しないことが特徴である。また、意味を特定したり、限定したり、明示しない。その結果、同音語は聞き手の知識、経験、感情、立場によってさまざまに理解される。
音声言語はふつう口から発せられ、時々刻々と消えていく。このため話し手と聞き手がコミュニケーションの場を共有する直接的伝達に用いられることが多い。これに対して文字言語は筆記用具などの伝達道具を必要とし、またある程度の期間保存されるため、時間的にも距離的にも隔たった相手との間接的伝達を可能にする。しかし、19世紀に発明された電話・19世紀末から20世紀のいくつかの発明による無線を利用したラジオ放送・同様に同時期の録音再生技術、などにより、距離的に隔たった相手との1対1の、次いで複数とのコミュニケーションが可能になり、現代では時間的な点でも間接的伝達が可能となった[2]。