頭字語
複数の単語からなる語の頭文字を連ねた略語
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概要
その読み方によって次の2種類に分類されることもある(括弧内のカタカナは日本語的な発音例)。
- イニシャリズム(initialism)
- 頭文字を一字ずつアルファベットの名のままで読むもの。例: FBI(エフ・ビー・アイ)、OECD(オー・イー・シー・ディー)、WHO(ダブリュー・エイチ・オー)など。
- アクロニム(acronym)
- 連なったアルファベットを通常の単語と同じように発音して読むもの。例: AIDS(エイズ)、NASA(ナサ)など。
また、頭字語のなかには読み方が混同している例がある。
- イニシャリズムとアクロニムのどちらともいえる例
- 母語により分類が変わる例
- アクロニムで母語により発音が変わる例
- アクロニムで読みが統一されていない例
また、情勢の変化によって頭字語をそのままに構成単語を変更する例も見られる。さらには、暗に複数の意味を持たされたり、構成する語が公式には存在せず頭字語のみの語であるということにされる場合すらある(例:DVD、DS、RSS、SQLなど、詳細は個々の記事参照)。
頭字語の例
- 北大西洋条約機構
- DOCOMOMO
- DOCOMOMO - 英: International Working Party for Documentation and Conservation of buildings, sites and neighborhoods of the Modern Movement
実際の他の頭字語の例については関連項目を参照。
頭字語の分類
バクロニム
バクロニム(bacronym)とは、頭字語ではない既存単語の各文字を頭文字とする構成語を考案したり、既存の頭字語に整合するような別の語を当てはめたりして、新たに頭字語とした単語の事を指す造語である。
TLA
特に三文字頭字語を「TLA」と呼ぶことがある。TLAという単語自体が three-letter acronym(3文字のアクロニム)ないし three-letter abbreviation(3文字の略語)に由来するイニシャリズムの頭字語であり、TLAでもある。
再帰的頭字語
頭字語の正式名称にその頭字語自身が含まれている例があり、それを再帰的頭字語という。例えば「PINK」という単語に「PINK Is Not Khaki」(ピンク色はカーキ色ではない)という意味を持たせるといった、主にソフトウェアの分野でよく用いられる言葉遊びの一種である。
アプロニム
既存の語と一致するようなアクロニムはアプロニム(Apronym)[2][3]とも呼ばれる。製品名(商標)や組織名などに頭字語を用いる際には、語呂や評判のよさそうな英単語をあらかじめ決めておき、それに合うように構成単語をこじつけて作った名称も存在する。