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飛・び・ま・す

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『飛・び・ま・す』
山崎ハコ の スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル 歌謡曲・ニューミュージック
時間
レーベル エレックレコード
チャート最高順位
  • 週間51位(オリコン)[1]
  • 登場回数20回(オリコン)
  • 売上3.1万枚(オリコン)
山崎ハコ アルバム 年表
飛・び・ま・す
(1975年)
綱渡り
(1976年)
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『飛・び・ま・す』(とびます)は、1975年10月1日にエレックレコードからリリースされた山崎ハコのファースト・アルバム。

当時17歳でデビューして、派手な宣伝をしないにもかかわらず新人としては破格の5万枚を売上げた[2]。

ファーストアルバムに収録する楽曲は山崎本人が決めたのではなく、プロダクションの社長とエレックレコードのディレクターがデモテープから選曲した[3]。

「プロダクションの社長はわりとワンマンだったけれど、エレックのディレクターは “なんでもハコのやりたいことを言ってみて” という人で、どういうふうにしたいか何でも聞いてくれたので、それは良かったと思います」[3]。

「当時私は、レコーディングについて何もわかっていなかったので、全てお任せでした。やっぱり佐藤準さんがいらっしゃたのが大きかったと思いますし、エレックというフォーク系の会社で出せたのも良かったかもしれない。最初がキャニオンレコード(現:ポニーキャニオン)だったらもっと派手なアルバムになっていたかもしれない。エレックだったから弾き語りもOKみたいなことがあったんじゃないかとも思うんです」[3]。

まだ高校生だった彼女にとって、初めてのレコーディング体験はまさにわからないことだらけだった。スタジオにはいてもミュージシャンとは基本的に別録音で、一緒には歌わせてはもらえない。先に録った演奏にあわせて小さなブースで1人で歌う。そんな慣れない環境で、家で歌うようにはうまく歌えないことに落ち込んだともいう[3]。

アルバムのタイトルは『飛びます』にしようとスタッフから提案があったが、そのタイトルになった場合、アルバムのメイン曲が「飛びます」だと受け取られることは山崎にとっては不本意だった。アルバムのタイトルは変えたいと言ったら、文字の間に点(中黒)を入れるのはどうかと。まだそういう言葉の使い方をしている人はいなかったし、それなら曲名と差がつくからということで採用された[3]。

収録曲

※ 全作詞・作曲:山崎ハコ(特記以外)

SIDE 1

  1. 望郷(4分11秒)
  2. さすらい(6分01秒)
    • 編曲:佐藤準
    • 歌と演奏を一緒にレコーディングしたもの。「ドラムがポンタ(村上秀一)さんなので、ヤキソバ(ブラシ奏法)でもなんでもできるから、すごいジャズだと思いながらレコーディングしました」[3]。
  3. かざぐるま(4分12秒)
    • 作詞・作曲:小島伸夫、編曲:高橋久雄
    • このアルバムで唯一、作詞・作曲が本人作ではない曲で、プロダクション社長が作りたかった横浜フォーク村の周辺で、小さいコンテストで目をつけていたが目がでなかったいい曲をハコで出そうということで、本人も聴いていいなと思ったので採用された[3]。
  4. 橋向こうの家(4分14秒)
    • アレンジャーの佐藤準が弦も入った映画音楽のようなきれいな音を作ったが、山崎本人の弾き語りのデモを聴いた佐藤が「自分のはボツにしてください。こっちの方が良いから」と本番のテイクに採用された[3]。
  5. サヨナラの鐘(5分28秒)
    • 編曲:佐藤準

SIDE 2

  1. 竹とんぼ(4分25秒)
  2. 影が見えない(6分09秒)
    • 編曲:高橋久雄
    • デビュー前のコンテスト『ジョイナス・フォーク・コンペティション』用に作った曲で、この曲で友達と一緒に出る予定だったが、「この曲を覚えるのが大変だから、やっぱり『翼をください』で出よう」となった[4]。歌詞に「♪たかが15年」とあるのは15歳の時に書いたから[4]。
  3. 気分を変えて(3分40秒)
    • 編曲:高橋久雄
    • 香坂みゆきが1981年にシングルカバーしている。
  4. 飛びます(6分28秒)
    • 編曲:高橋久雄
    • 曲名に “ですます" をつけるのは変だと周りから言われ、別のタイトルを考えてと言われ、わざともっと変なタイトルを考えて『飛行』はどうですかと持っていったら、これだったら『飛びます』の方がいいとなり、このタイトルが採用された[3]。
  5. 子守唄(3分55秒)
    • 編曲:佐藤準

ボーナストラック

2006年リリース以降の国内盤CDには、ボーナス・トラックとして以下の曲が収録されている。

  1. 男と女の部屋(4分38秒)

レコーディングスタッフ

ミュージシャン

  • 望郷
  • さすらい
    • 唄:山崎ハコ
    • アコースティック・ギター:長田和承
    • ウッド・ベース:高水健司
    • キーボード:佐藤準
    • ドラム:村上秀一
  • かざぐるま
    • 唄:山崎ハコ
    • アコースティック・ギター:安田裕美
    • ベース:小原礼
    • キーボード:栗林稔
    • ドラム:村上秀一
  • 橋向こうの家
    • 唄:山崎ハコ
    • アコースティック・ギター:吉川忠英、山崎ハコ
  • サヨナラの鐘
    • 唄:山崎ハコ
    • アコースティック・ギター:吉川忠英
    • エレキギター:竹中尚人(Char)、大村憲司
    • ベース:小原礼
    • キーボード:佐藤準
    • ドラム:村上秀一
  • 竹とんぼ
    • 唄:山崎ハコ
    • アコースティック・ギター:吉川忠英
    • ウッド・ベース:小泉僖美雄
    • キーボード:佐藤準
  • 影が見えない
    • 唄:山崎ハコ
    • アコースティック・ギター:吉川忠英
    • エレキギター:竹中尚人(Char)、大村憲司
    • ベース:吉田建
    • キーボード:佐藤準
    • ドラム:村上秀一
  • 気分を変えて
    • 唄:山崎ハコ
    • アコースティック・ギター:吉川忠英
    • エレキギター:大村憲司
    • ベース:小原礼
    • キーボード:佐藤準
    • ドラム:村上秀一
  • 飛びます
    • 唄:山崎ハコ
    • アコースティック・ギター:吉川忠英
    • エレキギター:大村憲司
    • ベース:小原礼
    • キーボード:佐藤準
    • ドラム:村上秀一
  • 子守唄
    • 唄:山崎ハコ
    • アコースティック・ギター:吉川忠英
  • 男と女の部屋
    • 唄:山崎ハコ

スタッフ

  • Mixed By – 芹沢隆昭
  • Mixed By [Assistant Mixer] – Turuyuki Konno

デビュー50周年デラックス・エディション

1975年18歳での鮮烈なデビューアルバム『飛・び・ま・す』を、オリジナルマスターテープよりリマスター[5]。

1974年のデモ音源、1976年の新宿ロフトオープンセレモニー(10月1~10日の中、8日(金)に出演[6])時の、2時間40分くらいやった中から[3]貴重なライブ音源をDisc2.に追加収録、50周年記念デラックス・エディションとしてリリース[5]。

<Disc1>

本編10曲を収録。

<Disc2>

デビュー前1974年録音の未発表デモ音源( 『飛びます・・・17歳』より)

  1. 飛びます
  2. 男と女の部屋

新宿ロフト オープンセレモニー LIVE(1976/10/8 )音源

  1. ききょうの花
  2. 街
    • ライブでのみで演奏された未発表曲[6]。
  3. さすらい
  4. 帰ってこい
    • 1977年の『ファーストライブ』発表以前の音源[6]。
  5. 気分をかえて
  6. にぎりこぶし
  7. サヨナラの鐘
  8. 飛びます

発売履歴

関連項目

脚注

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