飯笥
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伝承
- ある夜、楽器の音色を聞いた男が家から外へ出てみると、若い男女が広場で遊んでいた。賑やかさに誘われ、男も頬被りをして仲間に加わり、飲んだり踊ったりして一晩中過ごした。夜明けに男女たちは去っていったが、男は疲れてその場で眠ってしまった。目が醒めた時、彼の周辺には飯笥などの食器が散乱していた。捨てられた食器類が夜中に遊んでいたのであった[2]。
- ある農夫が夜、道にうずくまっている牛を見つけ、自分の家へ連れ帰って牛小屋へ入れた。餌を与えると、実によく食べた。翌朝に小屋を覗くと牛の姿はなく、餌が積み上げられた上に飯笥が乗せられているだけだった[2]。
- 夜中、ある家の扉を何者かが叩く。家人が扉を開けてみると、人の姿はなく、代わりに1本の飯笥が倒れていた[2]。