香川元太郎
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人物
松山市石手川南部の、戦災で焼け残り、車も入れない道も多い「迷路のような」旧市街で育つ[5]。子供の頃は将来の夢はあまり考えなかったが、小学6年生になっても紙工作や父親がかまぼこ板を切って作ってくれた積み木で迷路を作っていろんなことを想像して遊ぶことなどが好きだった[5][6][7]。中学になると本で姫路城の縄張り図をみたことで日本の城郭、さらには日本史や日本文化に興味を持つ[6][8]。高校では弓道部に所属し、城に親しむうちに独特の技法があると知り興味を持った日本画家になろうと二浪して美大に進学する[5][8]。
大学時代は専ら日本画の製作に打ち込む傍ら、他に抽象画も描き[5]、大学院修了と同時に結婚した。子供も生まれたことで画家では食べていけず、イラストレーターの道を考えて受けた城のイラストの仕事が評価され、城をはじめとする歴史考証イラスト作家として独立[6][8]。
5歳、3歳の息子のために描いた迷路の絵に息子が夢中になったのをきっかけに、40代半ばになって残り半分の人生のうちあと何年仕事ができるかということを考えた末、このままで終わりたくない、やりたいことをやろうと思い、『迷路絵本』の着想が浮かび、出版社に企画を持ち込む[6][8][7]。『迷路絵本』は好評を得てシリーズ化され、ロングセラーとなる。同シリーズはスマートフォンのアプリとしても発売されており、韓国、台湾、中国でも翻訳出版されている[8]。