馬着
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形状・素材
目的
おもに競走馬や乗馬などの保温目的で使用される。雨天時や夜間時、運動後に汗をかいた馬が急に体温を下げて体調を崩すのを防止したり、冬毛の毛刈りが行われた馬や冬毛が出来ない環境の馬が使用する。冬毛がある馬は冬のトレーニングで汗が長い冬毛に吸われた状態で冷えて体温を低下させ病気にかかりやすくなるため、毛刈り(クリッピング)が行われる。防寒以外にも、体毛が伸びるのを防ぐ効果があると言われるが、真偽は定かではない。
馬体を被うので、馬体が汚れるのを防ぐ効果があり、馬の手入れをする者には助けとなる。
肌の露出が多いと、アブやハエ等との接触が多くなることから、虫が媒介する伝染病や虫刺されなどから保護するために用いられることもある。
問題点
馬着にストレスを感じる馬も多い。馬着がすれて、馬の肩にあたる部分である鬐甲(きこう)に怪我を負うことがある。 馬が馬着を脱ごうとして、馬着が正常でない状態になることがあり、事故につながることがある。 天候が急転して急に暑くなっても、馬が自分で安全に脱ぐのは困難。そのまま放置されれば体温が上がり、大きなストレスとなる。もともと馬は、寒さには強く、暑さに弱い動物であることを考えると、馬着の使用には、十分な注意が必要といえる。
注意の仕方としては、服を着せた状態で汗をかいていないか手で確認するなどが行われる。
歴史
その他
競走馬がレースに入る前に、馬が嫌がることが多い狭いゲートに誘導されるが、この時に暴れるのを防ぎ、ゲートとのクッションともなる馬服のようなバリアブランケットが使用される場合がある(JRAでは使用不可)[3]。

