- 当項記述の典拠は、現地に掲示されている案内板による[3]。
水の重さを利用した、電力等のエネルギーを使用しない「無動力」のインクラインである。
客車の空車重量と乗車人数の合計重量より重くなるよう設計されているカウンターウェイト(ダミーの錘)[注釈 1]が鋼製ロープを通じて客車に接続されている。鋼索ロープは2本とし、万一1本切れても自動的にレールにフックが掛かり停止する。
山麓乗降場では人が乗った状態でブレーキを開放。客車の水タンクの水を排出させると上昇を始める。山頂乗降場では人が乗った状態で給水塔からの水を客車の水タンクに注入。カウンターウェイトの重量を超えると客車は下降する。水量が正確に入っていなくても、山頂側に設置された速度自動調整装置(ガバナー)により、一定の速度を保ち暴走を防ぐ。
手動式ブレーキを備え、任意の場所でいつでも減速および停止ができる。