高木善幸
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WIPO事務局長選挙
官僚として特許庁や在ジュネーブ日本政府代表部に勤務するとともに、WIPOに通算で18年間勤務し、1994年からは幹部職を歴任。この間、知的財産権に関する条約の作成、WIPOの戦略・予算計画作成や新興国・途上国での知的財産インフラの整備などを担当。知的財産権についての専門的な知見と、外交についての豊富な経験を有している。国際的には、ファーストネームを略称し、”Yo Takagi”として知られている。
WIPOでは、事務局長であったカミール・イドリスの年齢詐称問題のため、予定を繰り上げ、2008年に次期事務局長選挙を行った。2008年2月5日、日本国政府は、WIPO執行役部長の高木を日本からのWIPO事務局長候補とすることを決定した[2]。日本からのWIPO事務局長への立候補は、植村昭三(元WIPO事務局次長)に次いで2人目となる。
選挙は高木を含む15名が立候補を届け出る混戦となったが[3]、5月13日に83ヶ国で構成するWIPO調整委員会で行われた選挙により、事務局次長であったフランシス・ガリが次期事務局長に選出された。高木は4位の得票数を獲得した[4][5]。選挙での高木への支持を反映して、2009年には、フランシス・ガリ新事務局長の7人の幹部の一人として、2014年までの5年間の任期で、事務局長補 (Assistant Director General) に任命された[6]。2014年再任[7]、2020年退任。知的財産制度のインフラ構築を推進した[8]。