高橋宏之
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不動産関係の職を経てエニックスに所属し、ドラゴンクエストシリーズの制作アシスタントを務めていた。
1990年、当時チュンソフトに在籍していた内藤寬らドラゴンクエストスタッフと共に独立。クライマックスを設立し、セガのもとで『シャイニング&ザ・ダクネス』を開発。1991年、ビジネスソフトメーカーにいた弟の秀五とクライマックスのスタッフ一名を連れ、セガの出資を受けてソニックを設立。クライマックス、ソニックの両社の社長を兼ね、『シャイニング・フォース 神々の遺産』を両社で共同開発する。その後、クライマックスの経営を内藤寬に任せて、『シャイニング・フォースII 古えの封印』をソニック単独で開発する。
1994年、SCEの誘いを受けキャメロットを設立。そちらは弟の秀五に任せ、宏之はソニックでセガのゲームの開発を続ける。キャメロットが軌道に乗った所でキャメロットを存続会社としてソニックと合併、宏之は社長に就任する。
宏之が社長に就任したのと同時期に、キャメロットは任天堂からゲームの開発を受けるようになり、マリオテニス・マリオゴルフシリーズの開発を続ける。その傍らGBAで本格RPGの『黄金の太陽シリーズ』(任天堂発売)を送り出した。2006年に「Gプラネット構想」、オンラインPCゲーム『ゴルフだいすき!』の開発、そして家庭用ゲームソフト開発はしばらく行わない事を発表するが、翌2007年には翻意し、カプコンより『WE LOVE GOLF!』(Wii)を発表した。さらに2010年発売の『黄金の太陽 漆黒なる夜明け』で任天堂ゲームの開発請負を再開した。
人物
RPG作品を開発する場合は殆どのソフトでシナリオを担当しているが、非常に独特な、英文翻訳調の硬い文章で知られる。
弟・秀五と共に大のゴルフとプログレ好きで、ビヨンド・ザ・ビヨンド以降の作品の音楽を桜庭統が担当しているのもその事による。
ドラゴンクエストIVの製作時に聴いたすぎやまこういちの曲の一部にプログレ的な要素を感じたことがきっかけとなり、独立当初から本格的なプログレをBGMとしたRPGを作りたいと考え、社員の宇野正明からの紹介で桜庭と知り合う(宇野はウルフ・チーム時代の桜庭の先輩)。
しかし、高橋兄弟の嗜好対象としてのプログレは主に70年代までのイギリス、イタリア、フランスを中心としたヨーロピアンプログレが主であり、桜庭がバンド活動をしていた80年代後半は兄弟共にゲーム会社勤務で忙しかった事もあり、当時のジャパニーズプログレは興味の範疇外であった。
その為に紹介された当初は桜庭の実力について懐疑的であったが、実際に仕上がってきた曲の出来やプログレ専門誌の評価などで桜庭の実力を知り、現在では全幅の信頼を寄せていると語っている。
