鳳輦
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語意
「輦」は、二人の人夫が並んで引く車を表し、意味は「人の引く車」「荷車」「天子の乗る車」など[1]。つまり、輦の字だけなら、人が引く車全般、あるいは、天子が乗る車全般を指すことになる。「鳳輦」という熟語は、車の中でも特に「鳳凰の飾りのある天子の車」を意味するほか、「仙人の乗る車」を意味するときもある[1]。
天子の車。隋・煬帝〔歩虚の詞、二首、一〕詩 翠霞(すいか)、鳳輦を承け 碧霧(へきむ)、龍輿(天子の車)を翼(たす)く。[4]
銭起(?―782)の詩 和李員外扈駕幸温泉宮(李員外が温泉宮に駕幸するに扈ふに和す)[5]
未央月曉度疎鐘,鳳輦時巡出九重。
雪霽山門迎瑞日,雲開水殿候飛龍。
經寒不入宮中樹,佳氣常薰仗外峯。
遙羨枚臯扈仙蹕,偏承霄漢渥恩濃。
遥かに羨む 枚皋が仙蹕[行幸]に扈(したが)ひ
偏(ひと)へに霄漢を承(う)けて渥恩の濃きを
