鶴舞 (名古屋市)
名古屋市昭和区の地名
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鶴舞(つるまい)は、愛知県名古屋市昭和区の町名。現行行政地名は鶴舞町および鶴舞一丁目から四丁目。住居表示は鶴舞が実施済み、鶴舞町は未実施[WEB 6]。
町名としての読み方は「つるまい」であるが、施設の正式名称では後述のように「つるま」と「つるまい」が混在している[WEB 7]。
地理
歴史
町名の由来

御器所町の小字名「東鶴舞」「西鶴舞」による。『名古屋市史』(1907年)は由来を不明であるとする[5]。また、『金鱗九十九之塵』は、かつて当地が海辺であり、鶴が多くいたことによるという伝承を伝えている[5]。このほか水流(つる)の間(水がよどむ場所の意味)が語源とする説もある[WEB 7]。ただし、「水流間」説は鶴舞公園の竜ヶ池周辺の地形から提示されたものだが、字東鶴舞および西鶴舞の位置とは異なるという[WEB 8]。
読みについては「つるまい」とも「つるま」とも読む。江戸後期に書かれた『尾張名陽図会』には以下のような記述がある。
鶴舞(つるまひ)池の旧跡、又の名を鶴萬(つるま)池 — 『尾張名陽図会』巻六
江戸後期には既に「つるまい」とも「つるま」とも読まれていたらしい。1882年の『明治十五年愛知縣郡町村字名調』では、「東鶴舞」(ひかしつるまい)「西鶴舞」(にしつるまい)と読み仮名を振っている。『日本 町字マスターデータセット』でも、御器所町の小字名として「西鶴舞」(にしつるまい)が登録されており、「つるまい」の方が正式な読みとして用いられてきた。
現行町名でも正式な読みは「つるまい」であるが、施設によって「つるま」(鶴舞公園・名古屋市立鶴舞小学校など)と「つるまい」(鶴舞駅など)が混在している[WEB 7]。地図研究家の今尾恵介によれば、元は「ツルマ」というカタカナ書きだった地名に漢字が当てられて「鶴舞」になり、文字に引きずられて「つるまい」読みに転じたようだとしつつ、名古屋市で開いた講座でどちらの読みが本来の発音なのか話題にしたところ受講者から「ツルミャア」だと教えられたという[6]。
| つるま | 鶴舞公園・鶴舞中央図書館・名古屋市立鶴舞小学校 |
| つるまい | 鶴舞・鶴舞町・鶴舞線・鶴舞駅 |
鶴舞公園は開業当初から「つるまこうえん」であり、何故そうなったのかという資料は一切残っておらず不明。また現在の鶴舞駅は開業当初は臨時駅であり、当時の駅名標は「つるまひ(=つるまい)こうえんまえ」となっていた。[要出典]
旧来から「東鶴舞」「西鶴舞」と称されていた地域は中央本線より北西の領域であり、大部分が千代田二丁目となっている[7]。
行政区画の変遷
大部分が江戸期まで御器所村の一部であった地域にあたる。
- 1909年(明治42年)10月1日 - 愛知郡御器所村大字御器所の一部(字木市・小針・竹戸・東寺・中古井田・西古井田・東古井田・東鶴舞・山崎の各一部[8])を名古屋市中区へ編入し、同区鶴舞町として成立[9][1]。
- 1910年(明治43年) - 鶴舞公園にて第10回関西府県連合共進会が開催される[5]。
- 1911年(明治44年) - 県立愛知病院が当地に開設される[5]。
- 1918年(大正7年) - 鶴舞公園内において市立名古屋動物園が開園する[5]。
- 1928年(昭和3年) - 普通選挙法施行記念として普選記念壇が鶴舞公園内に設置される[5]。
- 1930年(昭和5年) - 名古屋市公会堂が竣工する[5]。
- 1937年(昭和12年)10月1日 - 中区鶴舞町の一部が昭和区に編入され同区鶴舞町が成立[10]。
- 1972年(昭和47年)8月1日 - 戦災復興土地区画整理が完成[5]し、以下の通り異動があった。
- 1977年(昭和52年)10月23日 - 中区鶴舞町は、千代田三丁目および同五丁目にそれぞれ編入され、消滅[1]。
- 1979年(昭和54年)5月5日 - 昭和区鶴舞町の一部が吹上一丁目に編入される[11]。
町名の変遷
| 実施後 | 実施年月日 | 実施前 |
|---|---|---|
| 中区鶴舞町 | 1909年(明治42年)10月1日 | 愛知郡御器所村大字御器所の一部(字木市・小針・竹戸・東寺・中古井田・西古井田・東古井田・東鶴舞・山崎の各一部) |
| 昭和区鶴舞町 | 1937年(昭和12年)10月1日 | 中区鶴舞町の一部 |
| 昭和区鶴舞一丁目 | 1972年(昭和47年)8月1日 | 昭和区御器所町・鶴舞町・東郊通・狭間町・山脇町の各一部 |
| 昭和区鶴舞二丁目 | 昭和区小針町の全部および御器所町・吸場町・東郊通の各一部 | |
| 昭和区鶴舞三丁目 | 昭和区島西町の全部および幸楽町・洲原町・鶴舞町・東郊通の各一部 | |
| 昭和区鶴舞四丁目 | 昭和区幸楽町・桜井町・洲原町・鶴舞町・山脇町の各一部 | |
| 中区千代田三丁目 | 1977年(昭和52年)10月23日 | 中区鶴舞町の全部 |
| 中区千代田五丁目 | ||
| 昭和区吹上一丁目 | 1979年(昭和54年)5月5日 | 昭和区鶴舞町の一部 |
世帯数と人口
学区
市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 9]。また、公立高等学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[WEB 10]。
| 町丁・丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
|---|---|---|---|---|
| 鶴舞町 | 全域 | 名古屋市立鶴舞小学校 | 名古屋市立北山中学校 | 尾張学区 |
| 鶴舞一丁目 | 全域 | |||
| 鶴舞二丁目 | 全域 | |||
| 鶴舞三丁目 | 全域 | |||
| 鶴舞四丁目 | 全域 |
