鶴見済
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主張
デビュー作の『完全自殺マニュアル』では、いざとなれば死ぬこともできるのだから、「頑張って生きる」「強く生きる」という生き方から降り、苦しい日常生活をより楽に生きていくことを提唱した[6]。
1996年には、「自殺もせずになんとか楽に生きていくための実用書」と前置きされた『人格改造マニュアル』を出版し、クスリや精神療法、瞑想などにより内面をコントロールすることで日常を乗り切るという選択肢を提示[7]。
1998年に出版された『檻のなかのダンス』では、自らの勾留体験から監獄的な社会と重ね合わせて紹介した。
2000年に出版された対談集『レイヴ力』[8]では、作家の清野栄一らとともに、日本に定着したレイヴ・ムーブメントを様々な角度から解き明かした。またダンスに加えて自然とつながることで、生きている実感を取り戻そうと語っている。
2012年の『脱資本主義宣言[9]』では、経済成長至上主義、過剰消費、グローバル化などを批判し、衣食住にまつわることを自ら行うことで、生きることへの興味を取り戻そうとする。
2017年には『0円で生きる[10]』を出版。お金を使わずにできる贈与、共有、相互扶助などの具体的な方法の数々を、自身が実践したうえで紹介した。