ソウX
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『ソウ X』(ソウ・エックス、原題:Saw X)は、2023年制作のアメリカ合衆国のホラー映画。"X"の名の通り、『ソウシリーズ』の第10作目。時系列的には『ソウ』と『ソウ2』の間になる。
| ソウ X | |
|---|---|
| Saw X | |
| 監督 | ケヴィン・グルタート |
| 脚本 |
ジョシュ・ストルバーグ ピーター・ゴールドフィンガー |
| 製作 |
マーク・バーグ オーレン・クールズ |
| 製作総指揮 |
ダニエル・ジェイソン・ヘフナー ケトゥラ・ケスティン ジェームズ・ワン リー・ワネル ステイシー・テストロ ジェイソン・コンスタンティン グレッグ・ホフマン |
| 出演者 |
トビン・ベル ショウニー・スミス |
| 音楽 | チャーリー・クロウザー |
| 撮影 | ニック・マシューズ |
| 編集 | ケヴィン・グルタート |
| 製作会社 | ツイステッド・ピクチャーズ |
| 配給 |
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| 公開 |
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| 上映時間 | 118分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $13,000,000[4] |
| 興行収入 |
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| 前作 | スパイラル:ソウ オールリセット |
あらすじ
キャスト
- ジグソウ/ジョン・クレイマー
- 演 - トビン・ベル、日本語吹替 - 土師孝也[6]
- 今作の主役。かつては優秀な実業家として順風満帆の人生を送っていた名士として知られる人間だったが、生まれてくる前の息子を失う等の様々な不幸に見舞われた末様々な人間に自身の知識や頭脳を活かした『ゲーム』を仕掛けるようになり、新聞で正体不明の猟奇殺人鬼『ジグソウ』として扱われるほどにアメリカ国内を震撼させはじめていた壮年の白人男性。
- 今作では今までのシリーズ作品と異なり基本的に直接彼の視点で物語が進行していく。
- 本作では『ソウ』のゲーム終了後の時系列から物語が始まるが、自身が人生に絶望し『ジグソウ』となった大きなきっかけの1つである脳腫瘍により、医師(『ソウ』に登場したゴードン医師の後釜)からも余命がごくわずかだと宣告されていた挙句、ノルウェーでの末期ガン治験への参加を望むものの悪徳な保険会社に保険の適用を拒否される(『ソウ6』にて保険会社側の人間のフラッシュバックで詳細が語られている。)などし絶望的な状況に陥っていた。
- そんな中カフェテラスで過ごしていたある日、病院で知り合っていたヘンリーという人物に再会し、彼が患っていたステージ4の膵臓がんが完治したと聞かされ驚く。彼の紹介でセシリア•ピーダーゼンという医師に連絡を取り、藁にもすがる思いでメキシコへ危険な実験的治療を受けに向かう。前金を払い手術を受け、成功したとセシリアから聞かされる。人生に希望を見出し一時はゲームを行うことを辞めるような様子まで見せるものの、その『治療』が巧妙かつ用意周到に仕組まれた詐欺であり、実際には自身の脳腫瘍には何の処置も行われていなかった事を偶然知ってしまい、自分を騙した者達に復讐すべく恐ろしいゲームを仕掛けていく。
- アマンダ・ヤング
- 演 - ショウニー・スミス、日本語吹替 - 幸田夏穂[6][注釈 1]
- ジョンの弟子。元はゲームに参加させられた人間の1人に過ぎなかったが、ゲームから生き残った後ジグソウの後継者候補の1人となり『ゲーム』の様々なサポートを行い、彼に心酔していく。しかしジョンの意思を曲解した挙句自身がジグソウの後継者候補である事に優越感を覚えていき、正規の方法で生き残る手段を用意していない単に参加させられた者を残虐に死なせていくだけの『ゲーム』を行い始めていたため、ジョンからは弟子として一定の信頼をされる一方で危険視されてもいた。『ソウ3』にて後継者たりえるかのゲームにかけられるが、本作では既にジョンの弟子となっているものの、ゲームの進行や拉致した人物の処遇を自分の判断で決めていた部分があった『ソウ2』や、自分自身でゲームを企画・実行していた『ソウ3』よりも時系列が前であるためか残虐な面は鳴りを潜めており、忠実にジョンのサポートを行うが彼女が直接ゲームを仕掛けたり殺人等を行う描写は存在しない。
- また、自身の経歴から薬物依存症であるガブリエラには同情的な態度を示していた上、ジョンに彼女に関してはゲームにかけること自体を辞めるよう進言するなどしていた。(薬物依存も自分の選択だとしてゲームへの参加免除は受け入れられなかったが、この進言が影響したかどうか定かではないがガブリエラは比較的生き残りの可能性が高く、生き残るための行為でも体を直接は欠損しない内容のゲームに参加させられた。)また、ガブリエラが詐欺グループの仲間であるはずの人間から悲惨な目に遭わされた際には激昂していた。
- セシリア・ピーダーゼン(一部メディアではペダーソンとも)
- 演 - シヌーヴ・マコディ・ルンド、日本語吹替 - 木下紗華[6][8]
- ノルウェーで実験的治療のピーダーゼンプロジェクト(『ソウ6』でもジョンがノルウェーでの実験的癌治療を受けたいと保険会社に打診するシーンがあるが、このプロジェクトの事であったのかは不明)を行うフィン・ピーダーゼン医師を父親に持ち、自身も父の研究を応用した同名のプロジェクトを行う女医。(但し実際は詐欺師であった事から父フィンのプロジェクトも詐欺であったか、或いはフィンは正当な治療を行っていたもののセシリアは詐欺行為を行っていたか、そもそも彼の娘であるという旨が詐称の可能性等がある。)
- ジョンのような資産がありながらも保険会社との確執など様々な理由から表立った治療を受けられない、もしくは治療法が無い状況に陥っている人間に目をつけ接触し、用意周到かつ巧妙に仕組んだ詐欺で大金を得ている詐欺グループのリーダー格。余裕のない状況であったとはいえジョンを一度は騙せたほどの医療知識(アメリカ合衆国やノルウェー(北ヨーロッパ)では医師免許の保持者を一般人でもインターネット検索により確認できるため、調べられても良い様に医師免許自体は本物を有していると思われる)と用意周到さを持つ。『治療』が詐欺行為であった事を知ったジョンの怒りを買い、ディエゴから居場所を聞き出したジョンとアマンダに自宅を襲撃され、拘束されて他の詐欺グループメンバーと共にゲームにかけられるも、生き残るため決死の抵抗を見せていく。詐欺師ではあるがゲームに参加させられた状況でも比較的落ち着いているなど度胸もあり頭の回転も早く、非常に狡猾な一面もある。
- パーカー・シアーズ
- 演 - スティーヴン・ブランド、日本語吹替 - 清水健佑[6]
- メキシコでセシリアの医療グループの『治療』を受けていた人物。ジョンのゲーム中に乱入する形でゲームが行われている施設を訪れてくる。
- ガブリエラ
- 演 - レナータ・バカ
- メキシコのセシリアの治療施設でジョンが出会う、セシリアの『治療』を受け回復していたという女性。現在はセシリアの元で他の患者の案内役や世話・雑用係として働いている。しかし実際には後述の薬物を買う金などを手に入れる為か、詐欺に加担していた一員であった。薬物依存症でもある。彼女が手術を受ける前のジョンにゲン担ぎとして差し入れてくれたテキーラが、結果的にジョンが詐欺に気付くきっかけとなってしまった。詐欺への加担の度合いが軽かった事や、薬物依存であることなどからか比較的難易度の低いゲームに挑戦させられる。
- マテオ
- 演 - オクタビオ・イノホサ
- 詐欺グループの一員。ジョンに他メンバーと共に拉致監禁されゲームに挑戦させられる。規模の大きな病院の優秀な医師とセシリアは紹介していたが実際にはしがない動物病院の獣医であった。人間へ医療行為を行える医師免許を有しているかは不明だが、自身のゲームで自分自身の頭蓋を切開する技術は有している様子は見せた。
- ヴァレンティーナ
- 演 - ポーレット・エルナンデス、日本語吹替 - 馬場蘭子[9]
- 詐欺グループの一員である女性。ジョンに他メンバーと共に拉致監禁されゲームに挑戦させられる。
- マーク・ホフマン
- 演 - コスタス・マンディロア
- 過去作にも登場した刑事。本作には意外な形で登場する。
- ヘンリー・ケスラー
- 演 - マイケル・ビーチ
- ジョンにセシリアを紹介した黒人男性。被害者の1人であると思われていたが、物語終盤で意外な正体が明かされる。
- ディエゴ
- 演 - ジョシュア・オカモト
- メキシコを訪れたジョンをセシリアの元まで連れて行ったタクシー運転手。詐欺グループとは無関係であると思われていたが実際はグルであった。
- 表向きの職業がタクシー運転手である事から発見が比較的容易であった為、真っ先に再びジョンに接触されて連れ去られる。
- セシリア達の情報を吐かされた後、生活のために加担していたと思われる事や加担の度合いが低かったことからか比較的難易度の低いゲームにかけられる。