狩姦
日本のギタリスト
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経歴
高校生の頃に同級生だった招鬼[3]の影響で、高校2年生からギターを始める[4][5]。最初は招鬼からギターの基礎を教えてもらい、高校時代は毎日のようにお互いの家でギターの練習をしていた[6]。初めて弾けるようになった曲は、『禁じられた遊び』[7]。
洋楽の有名ギタリストの教則ビデオを参考にしたり、メガデスなどの洋楽メタルをコピーしたりして、ギターを習得[6]。招鬼の兄の瞬火が招鬼のために作った、ヘヴィメタルやギターの楽曲のカセットテープを聴かせてもらうこともあった[6]。
ギターを始めたのがプロとしてはやや遅いということもあり、「みんなに追いつくにはもう練習でしか取り返せない。」と、学生時代、食事の時間以外はひたすらギター弾いていた[5]。現在もテレビを観るときなども、ギターを持った状態で過ごしている[1]。
ちなみにギターに夢中になる前は、卓球に熱意を注いでいた。高校時代に県大会の団体戦で準優勝[6]。
高校卒業後は愛媛から愛知に引越し、工場で1年間働く[8]。その後大阪に行き漫画家の修行をしていた招鬼と再会[6]。お互い離れていた時も電話で頻繁に連絡を取り合っていた。
1999年、瞬火から勧誘を受け陰陽座に結成当初から参加。以降、現在まで陰陽座に在籍中。バンド遍歴は陰陽座のみである[6]。
雑誌のインタビューにて、「自分たちが“良い”と思っている音楽を、周りの人も受け入れて下さり、20年以上も同じ魂を持ち続けられた。そのことが、まさに“陰陽座”なのかなと思います[9]。」と語っている。
ギタリストとしての特徴
- 大のギター練習魔であり、余程の事がない限りギターを手放さない[1]。主にIbanezを愛用[10]。
- ギタリストでは、ポール・ギルバート、ジェイソン・ベッカー、マーティ・フリードマン、イングヴェイ・マルムスティーン、ヌーノ・ベッテンコートをリスペクト。
- 初めて買った洋楽アルバムはイングヴェイ・マルムスティーンの『トリロジー』[8]。その後ジェイソン・ベッカーの『パーペチュアル・バーン』に衝撃を受ける[11]。
- 十代の頃はシュラプネル系の音源を聴き漁っていた。
- 叙情的なフレーズが特色の招鬼とは対照的に、いわゆる「速弾き」と呼ばれるようなテクニカルなギタープレイを得意とする。特に陰陽座の楽曲の「〇〇忍法帖」と呼ばれるシリーズでは、「間奏で狩姦が忍法を繰り出す」という決まりごとがあり、毎回難解なフレーズを披露している。
- 一部の楽曲を除いてはギターソロをアドリブで弾くことは殆どなく、常にアルバムの再現を目指しているようである。
- 『無表情に弦を爪弾き、顔立ちの端正さがお菊人形のようで鬼気迫る狩姦。彼がいるとそこだけ闇となる。それに対しエモーショナルなフレーズをかき鳴らす招鬼。陰の狩姦と陽の招鬼。絶妙な対照関係で陰陽座のツインギタリスト達は、万華鏡のごときフレーズを紡ぎだす。静と動という対極。』と称される。(2003年頃のライブレポより一部抜粋[14]。)
- 瞬火からは魂を貫くギターと称される。
- 招鬼とは違い、ライブでのギタープレイ中に指輪やブレスレット等は装着しない。
- 数は少ないながら作曲面でも貢献しており、『鼓動』『眼指』等の作品がある。
- 蒼井翔太の2ndアルバム『Ø』のレコーディングに参加[5]。
- 狩姦にとって、初めての陰陽座以外での音楽活動であった。
- 狩姦シグネチャーモデルとして、7弦ギターの『紫影(しえい)』がある[17]。
- 陰陽座活動休止中(2020年-2023年)の頃も毎日ギターを練習していた。狩姦曰く、「自分のギター・プレイと向き合う時間を多めに作りました。速いフレーズなどでエッジの効いた音を出すために、改めて使うピックを選び直したり、自分のピッキング・フォームを確認しながら練習していました。ピックはティアドロップ型からジャズ型の、少し小さめのピックになりました[18]。」
- 他にも、「ブレないようにしようなんて、考えたこともないです。単純にギターが好きで、陰陽座というバンドが大好きで、それに応えるギタープレイをしたいだけなので。変わったのは髪型と体形だけですね(笑)」ともインタビューで語っている[19]。
作曲リスト
陰陽座における狩姦作曲リスト[20]
- 跫音(瞬火との共作)
- 鼓動
- 顎門
- 飛影(瞬火との共作)
- 眼指
趣味・嗜好
- 好きなミュージシャンは屍忌蛇、椎名へきる、レーサーX、カコフォニー、TNT、ドリーム・シアター、DEATH[21]。デスメタルから声優アーティストまで幅広いジャンルに精通。
- 趣味は読書であり、ノルウェイの森を始めとする村上春樹のファンである[21]。ドストエフスキーとトルストイも好む[8]。
- 雑誌「ダ・ヴィンチ」を愛読し[21]、外出中に書店を見かけると必ず立ち寄る。
- 漫画やゲームも嗜む。
- 好きな映画は、火垂るの墓、日本製少年、エコエコアザラク、女優霊、リング、らせん、レオン、モンスター等[21]。
- 持田真樹のファンだった[21]。
- ヘビースモーカーであり、酒も好む。
- 好きな色は、赤と黒[7]。
- ルービックキューブが得意であり、すぐに全面を揃えることができる[22]。
ルックスの変遷
- 1999年のデビュー時から約10年間は、腰の位置まであるストレートのロングヘアーに、前髪をまっすぐ切り揃えた髪型(前髪パッツン)をしていた。メイクも濃く、東洋の神秘と称えられたモデル・山口小夜子のスタイルによく似ていた。
- 2011年以降はセミロングヘアーになり、前髪も梳いてパッツンではなくなった。部分的にメッシュカラーを入れている時もある(カラーは赤、金、緑、青と定期的に変わる)。メイクも薄めになっており、以前より親しみやすく優しい雰囲気となっている。