鑑識
法科学の鑑識課、科学警察研究所や科学捜査研究所の分析・研究室に相当
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概要
歴史
19世紀後半から、捜査によって導かれた結論の正当性を科学的な分析結果によって証明するという概念が登場し、当初、警察技術(Police Technique)、警察科学(Police Science)、犯罪科学・犯罪鑑識学(Criminalistics)などと呼ばれていた。1893年、犯罪科学の祖、オーストリアの検事・予審判事で刑法学者のハンス・グロス(Hans Gross 1847-1915)が『刑事犯罪予審判事必携の書』(原題:Handbuch Für Untersuchungsrichter Als System Der Kriminalistik)を出版し、犯罪鑑識と裁判に科学的理論をもたらした[4]。1910年フランス、リオンの警察技法研究所の初代所長エドモンド・ロカールは、グロスの理論を犯罪捜査の実践へ利用し『犯罪科学全書』(原題:aite de Criminalistique)にまとめた[4]。「フランスのシャーロック・ホームズ」と呼ばれた。
その後、各国で鑑識する部門が設立された[4]。
アメリカでは、1896年にNational Bureau of Criminal Identificationが設立され犯罪者の識別情報が集められた。1923年にロサンゼルスに法科学研究所が置かれ、1926年にFBIの前身となるBureau of Investigationが置かれ、1932年にFBI内に法科学研究所が置かれた[4]。
日本では、1919年に警視庁が鑑識写真係を各署に配置した[5]。1948年に国家地方警察本部に科学警察研究所の前身である科学捜査研究所が置かれ、その後に各都道府県で鑑識が行われるようになった[4]。
