1,2-ブタンジオール
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| 1,2-ブタンジオール | |
|---|---|
Butane-1,2-diol | |
別称 1,2-Dihydroxybutane α-Butylene glycol | |
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 584-03-2 |
| PubChem | 11429 |
| |
| 特性 | |
| 化学式 | C4H10O2 |
| モル質量 | 90.12 g mol−1 |
| 密度 | 1.0023 g/cm3 (20 °C) |
| 融点 |
-50 °C[注 1] |
| 沸点 |
195 - 196.9 °C |
| 水への溶解度 | 混和 |
| 危険性 | |
| 引火点 | 90 °C |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
1,2-ブタンジオール (1,2-Butanediol) は、化学式 HOCH2(HO)CHCH2CH3 で表される有機化合物である。vic-diol (グリコール) に分類される。2位の炭素がキラル中心であるため、1,2-ブタンジオールには1対の鏡像異性体、すなわち、(S)-1,2-ブタンジオールと(R)-1,2-ブタンジオールとが存在し、これらはいずれも光学活性を有する。ただし、通常は光学分割されずに、これらの等量混合物であるラセミ体の状態で用いられる。なお、1,2-ブタンジオールのラセミ体は、常温常圧において、無色の液体として存在する。
1,2-ブタンジオールは、1,2-エポキシブタンの水和により工業的に製造されている[1][2]。
1,2-ブタンジオールは、ブタジエンからの 1,4-ブタンジオール製造の際の副産物である[3]。また、デンプンやソルビトールなどの糖のエチレングリコールやプロピレングリコールへの接触水素化分解の副産物でもある[4]。