193型ソナー
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193型ソナーは、捜索用には(相対的に)低周波で遠達性に優れた100 kHz、類別用には高周波で分解能に優れた300 kHzという、2つの周波数を切り替えて使用するという特徴がある[1][2][3]。いずれの周波数でもビーム数は15本で、ビーム幅は、捜索用では16°×1°、類別用では6°×0.3°であった[1][2][3]。送受波器(トランスデューサー)は、安定化された可動式マウントにより船体下部に搭載され、全体がドーム内に収められている[3]。システム全体の重量は、193型では約2,100 kgであったのに対し、193M型はソリッドステート化などによって、約860 kgにまで削減されている[3]。
コンソールには、捜索用と類別用の2つのディスプレイがある[2]。捜索用ディスプレイには探知範囲内の全領域を表示しつつ、類別用ディスプレイではそのうち27メートル(30ヤード)のセクションが拡大表示されることで、目標の綿密な検査が可能になる[3]。通常のダイナミックレンジは20デシベルだが、海底には多種多様な物体が存在し、ダイナミックレンジは120デシベルに達するといわれることから、下記のようなモードを適宜に使い分けて類別を行う[2]。
- シャドウモード(Shadow mode):背景が強く反射する場合に有効なモード[2]。
- 目標形状(Target shape / Direct mode):表面が粗い機雷に対して最も有用(滑らかな機雷は反射が弱い)[2]。
- エコー構造分類(Echo structure classification):非常に短い50マイクロ秒のパルスを使用して、機雷の投影面の不連続性を利用する[2]。
また193M型では600 yd (550 m)の長距離測定機能が追加されたほか、193M型Mod 1では自己埋没型機雷を探知するための低周波数(LF)要素が追加されている[2]。