海底油田 (小説)
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『海底油田』
概要
エッソ・スタンダード石油のPR誌『エナジー』創刊号(1964年4月)に掲載されたショートショート。『日本売ります』(ハヤカワ・SF・シリーズ、1965年)、『夢からの脱走』(新潮文庫、1976年)、『小松左京ショートショート全集』(勁文社、1995年、文庫、1998年)等に収録されている。
あらすじ
フィリピン群島東南方海底で大地震が起こってから1週間ほど後のこと。サンダカンの北北東約120キロメートルのスールー海で、一隻の貨物船が、海底から石油が吹きだしているのを見つける。さっそく石油開発業者によるボーリング調査が行なわれたが、そこから噴出していたのは原油ではなく、重油や軽油、ガソリンなどの精製された石油であった。そうした中、現場の技術者の一人が、ジェームズ・チャーチワードのムウ大陸説をもとに、これは油田ではなく、海底に沈んだムウ大陸の石油貯蔵タンクなのではないか、という仮説を立てる。そのとき、ボーリング班が別のものを掘り当てた。