2008年の韓国シリーズ
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2008年の韓国シリーズ
2008年の韓国シリーズは、公式戦1位のSKワイバーンズとプレーオフ勝者の2位斗山ベアーズ間で10月26日から2-3-2の7回戦制で行われて、SKワイバーンズが4勝1敗で優勝、連覇を決めた。
両者は前年の韓国シリーズでも対戦しており、SKワイバーンズが4勝2敗で優勝。この年は2位に13.0ゲーム差をつけて、前年に増して圧倒的な戦いぶりで2年連続で公式戦優勝を飾ったSKに、北京オリンピックで韓国代表を全勝で金メダルに導いた金卿文監督率いる斗山がどう雪辱するかが注目の焦点になった。また両者は前回のシリーズで、際どい内角攻めを巡って乱闘寸前[1]にまで行っただけに、今年は内角攻めにどう対応するかにも目が向けられたが、ディフェンディングチャンピオンのSKは前年にもました戦力を見せ付け、タイトル防衛に成功した。
2年連続で同じ顔合わせの韓国シリーズは1988年、1989年のビングレ・イーグルスとヘテ・タイガースの対決以来19年ぶり3度目、また特定チームの2年連続優勝も2005年、2006年の三星ライオンズ以来2年ぶりで5度目だった。SKワイバーンズは2連覇に成功した4つ目のチームになった。
また、この年から、準プレイオフが5戦3勝制、プレイオフが7戦4勝制に変更された。韓国野球史上初の外国人監督ジェリー・ロイスター率いるロッテ・ジャイアンツの公式戦での健闘ぶりで、韓国では国内プロ野球リーグに対する関心が高まって、この年の韓国プロ野球は13年ぶりに観客動員500万人を超える成果を挙げた。試合数の増加もあり、この年のポスト・シーズンの興行は例年にない大成功を収めた。
これでSKワイバーンズは、2年連続で11月の2008年のアジアシリーズに韓国野球委員会の代表として出場することも決めた。
| ステージ | 勝利チーム | 成績 | 星取表 | 敗戦チーム |
|---|---|---|---|---|
| 準プレーオフ | 三星ライオンズ(公式戦4位) | 3勝 | ○○○ | ロッテ・ジャイアンツ(公式戦3位) |
| プレーオフ | 斗山ベアーズ(公式戦2位) | 4勝2敗 | ○●●○○○ | 三星ライオンズ(公式戦4位) |
| 韓国シリーズ | SKワイバーンズ(公式戦1位) | 4勝1敗 | ●○○○○ | 斗山ベアーズ(公式戦2位) |
準プレイオフ
この年の準プレイオフはが8年ぶりに悲願のポスト・シーズンに進出したロッテ・ジャイアンツの闘いぶりが注目された。ロッテは夏場に一時Bクラス転落の危機に直面したこともあるが、オリンピック休みの後、シーズン序盤の勢いを回復。2位斗山ベアーズと1ゲーム差で3位でシーズンを終えたロッテが、シーズン最後まで4位争いをして辛うじてポスト・シーズン入りした三星ライオンズに有利という見解が支配的だった。準プレイオフを前にロッテのロイスター監督は公式戦と変わらない普段着の野球でポスト・シーズンに臨むと強調した。
しかし、いざ蓋を開けると、三星は12年連続ポスト・シーズン進出の貫禄を見せ付け、ロッテの本拠地である釜山の圧倒的な応援にも屈せず、敵地での2試合をものにした。結局、三星が3連勝でプレイオフ進出を決め、8年を待ったロッテの秋の野球祭りはたった3試合でその終焉を迎えた。ロッテは、レギュラー・シーズンでも弱点として指摘されてきた不安定なブルペン陣の問題が解決できていないまま、ポスト・シーズンに入った上に、頼みにしていた打線の方も公式戦で3割2分7厘、80打点でポスト・シーズン進出に貢献したキャプテンの趙晟桓(チョ・ソンファン)が準プレイオフで凡打や併殺でチャンスをことごとく潰すなど、試合を得意のパターンに持ち込めず、準プレイオフ敗退という結果に終わった。準プレイオフ終了後、普段どおりの野球を強調したロイスター監督の楽観主義的な采配にも疑問を示す声もあった。
- MVP:陳甲龍(チン・カブヨン、捕手、三星) 12打数6安打、打率.500、0本塁打、4打点
第1戦 10月8日・社稷野球場
第2戦 10月9日・社稷野球場
第3戦 10月11日・大邱市民運動場野球場
- 三星ライオンズが3勝でプレイオフ進出