2025年9月7日の月食
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本項では2025年9月7日の月食について述べる。この日付は協定世界時 (UTC) によるもので、日本国内を含めた一部地域では9月8日未明に観測された。地球上で発生する月食としては2025年3月14日の皆既月食以来約半年ぶりで、2025年に発生する最後の月食である[2]。
概要
この月食のサロス周期は128番。アメリカ航空宇宙局 (NASA) によって計算されている最大食分は約 1.362 で、月が地球の本影内を一時的に通過する皆既月食である[1]。サロス周期が128番の月食としては2007年8月28日の皆既月食以来、約18年ぶりとなった[3]。月が軌道上において近地点に到達する約2日前に発生する月食であったため、通常よりも地球から見た月は大きいとみられていた[4]。月が地球の本影内に完全に位置する皆既食は約82分続く[1][2]。ユーラシア大陸やアフリカ大陸、オセアニア州のほぼ全域、そして南極大陸の広い範囲で皆既月食を観測することができ[5]、世界人口の約 85% に相当する約70億人がこの月食を観測することが可能であるとも計算されている[6]。
日本国内では2022年11月8日の皆既月食以来、約3年ぶりに観測される皆既月食であり[7]、皆既月食に限らず月食自体が観測されるのも2024年3月25日に観測された半影月食以来、約1年半ぶりとなる[8]。
最大食時に月から見た地球の見え方 |
2025年9月7日の皆既月食の経過 |
月食の観測が可能な領域(白)を示した地図[1] |
画像
(撮影時刻はいずれも協定世界時による)
- インドネシア・スラバヤで撮影された皆既食、18時38分撮影
- スイスで撮影された皆既食、18時49分撮影
- チュニジアで撮影された皆既食
- タイ王国・チエンラーイ県で撮影された部分食、19時23分撮影
- ドイツ・ベルリンで撮影された部分食(ハイダイナミックレンジ画像)、19時39分撮影