AnTuTu
中国のベンチマークソフト
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概要
製品
いくつかの製品はクロスプラットフォームで開発・提供されている。本項では特記なき限りAndroid端末向けの製品を中心に解説する。
AnTuTu Benchmark
- AnTuTu Benchmark(あんつつ ベンチマーク)は、PC、スマートフォン、タブレット、モバイルOS向けのベンチマークソフトウェアである[6]。とりわけモバイル端末向けのベンチマークソフトウェアとしてはデファクトスタンダードの地位を得ており、単に「AnTuTu」と称すればAnTuTu Benchmarkを指す場合もある[注 1]。Android版のAnTuTu Benchmarkは日本語化されているが、iOS版は英語と中国語のままであり、アプリケーション内の広告も中国向けになっているため、他国の端末で広告をタップするとApp Storeエラーが表示される。
提供
チート対策
類似ソフトウェア
- AnTuTu Benchmarkに近いアルゴリズムで動作する計測ルーチンを実装したベンチマークアプリケーションもあり、その一例として総合情報通信技術研究機関 ADSが開発したReal-time benchmark[注 3][15]と称するWindows用の32ビットアプリケーションが挙げられる。当該アプリケーションにはAnTuTu Benchmarkに存在するメモリやGPUのベンチマーク機能は実装されておらず、表示もゲージのみであるが、連続的な計測を行う目的に特化しているため、タスク マネージャーよりもCPUパワーの占有率が低く、簡単な負荷試験に応用できる。同団体のウェブサイトでは、JavaScriptの実行速度や通信速度を簡易計測するベンチマークサービスも提供されている[16]。ウェブ上のベンチマークシステムは計測結果が数値で得られる上、OS、本体のアーキテクチャ、プラットフォームを問わず、ブラウザ上で計測できるため、OS毎に提供されるベンチマークソフトウェアよりも汎用性が高い。なお、同団体の理事長を務める佐野榮太郎は、機械語レベルでプログラミングが行えるウィザードの一人であり、AnTuTuのアプリケーション開発にも助力[17]した日本の技術者である。
AnTuTu Go
AnTuTu 3DBench
AnTuTu Tester
AnTuTu Power Saver
- AnTuTu Power Saver(あんつつ パワー セーバー、日本語:AnTuTu 省電力)は、スマートフォンやタブレット端末に搭載された、バッテリーの消費を抑えるためのメモリ常駐型ソフトウェアである[17]。AnTuTuがリリースしたアプリケーションの中では、相対的に高度な技術が使われている。省電力ソフトウェアには通信量を制限したり、バックグラウンドで動作するアプリケーションのコントロールによってバッテリーの消費を抑えようと試みる製品が多い中、AnTuTu Power Saverには、それらに加え端末の管理者権限を駆使し、CPUの演算速度をコントロールする機能等も実装されている。ゆえに販売時点で管理者権限が付与されている端末か、何らかの手法でroot化された端末でなければ、本来の機能を活かせない[注 4]。
AnTuTu Lite
- AnTuTu Lite(あんつつ ライト)は、RAM容量やSoCの関係で標準のAnTuTu Benchmarkや3DBenchmarkが実行できない廉価版や低スペック端末でもベンチマークテストが行えるようAnTuTu GOよりも更に軽量化されているバージョンである。無論標準のAnTuTuのスコアとは単純比較出来ない。
AnTuTu 3DBench Lite
- AnTuTu 3DBench Lite(あんつつ スリー・ディー・ベンチ・ライト)は、上記のAnTuTu Lite同様廉価版や低スペック端末でも3Dベンチマークテストが行えるよう標準の3DBenchより軽量化されていて3Dテストの内容や絵画速度も標準の3DBenchから変更されている。
これら以外にもAnTuTuは、Smart Profiles[21]、3DRating[22]、AnTuTu Video Tester[23]といったアプリケーションをリリースしている。