B-10無反動砲

From Wikipedia, the free encyclopedia

原開発国 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
配備期間 1954年 - 1980年代(ソ連軍)[1]
配備先 #運用国を参照
B-10無反動砲
イスラエルの軍事博物館に展示されているB-10無反動砲
種類 無反動砲
原開発国 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
運用史
配備期間 1954年 - 1980年代(ソ連軍)[1]
配備先 #運用国を参照
関連戦争・紛争 ベトナム戦争など
開発史
派生型 65式(中国製)[1]
65-1式(中国製)[1]
78式(中国製)[1]
RG82(東ドイツ製)[1]
諸元
重量 86 kg(射撃時)[1]
全長 1,910 mm[1]
銃身 1,659 mm[1]
要員数 4名[1]

口径 82 mm[1]
砲架 二輪付き
折りたたみ三脚[1]
仰角 -20°~+35°[1]
旋回角 左右250°ずつ[1]
発射速度 5 - 7発/分[1]
有効射程 390 m(2m大の目標に対して)[1]
最大射程 1,400m(直接照準)[1]
4,500m(間接照準)[1]
装填方式 後装式[1]
照準 PBO-2 光学照準器[1]
テンプレートを表示

B-10無反動砲(B-10むはんどうほう、безоткатное орудие Б-10)は、ソビエト連邦で開発された82mm口径無反動砲である[1]。SPG-82の改良型として1954年からソビエト連邦軍に配備された[1]BTR-50装甲兵員輸送車の後部に搭載して輸送するほか、三脚を折り畳んだ上で砲口部分に車両フックを引っかけて牽引して輸送する。

砲自体は典型的な無反動砲であり、装薬に点火して砲弾を射出する際にガスを砲尾に逃がして反動を相殺する。砲身はライフリングのない滑腔砲である[1]。砲弾にはロケット補助推進機能は無く、対人用の榴弾と、対戦車用の成形炸薬弾が用意されている。原型のB-10は車輪付きの三脚架に搭載されており、状況に応じて2段階の高さで射撃姿勢をとることができた[1]。照準は砲身左側面のPBO-2光学照準器(5.5倍/2.5倍望遠)で行い、発砲は砲身右側のピストルグリップにあるトリガーを引いて行う[1]

ソビエト連邦軍では、1960年代から新型のSPG-9に更新されていったが、空挺軍では1980年代まで姿が見られた[1]。また、東側諸国に多数供与されており、ベトナム戦争では北ベトナム軍南ベトナム解放民族戦線に供与されて、アメリカ軍南ベトナム軍装甲戦闘車両に対する攻撃に活用されている。中国では65式、東ドイツではRG82として生産されている[1]

また、九州南西海域工作船事件自爆自沈した北朝鮮工作船からも、B-10無反動砲に類似した口径82mmの無反動砲が1門回収されている。

派生型

65式
中国製の派生型[1]三脚架を二輪を持たないものに換装し、重量を28.2kgにまで軽量化している[1]
65-1式
中国製の派生型[1]。長距離移動を楽にするため、砲身を二分割可能とした型。
78式
中国製の派生型[1]
RG82
東ドイツ製の派生型[1]

運用国

ギャラリー

脚注

参考文献

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI