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CAMKK2

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PDBオルソログ検索: RCSB PDBe PDBj
記号CAMKK2, CAMKK, CAMKKB, calcium/calmodulin-dependent protein kinase kinase 2, calcium/calmodulin dependent protein kinase kinase 2
CAMKK2
PDBに登録されている構造
PDBオルソログ検索: RCSB PDBe PDBj
PDBのIDコード一覧

2ZV2

識別子
記号CAMKK2, CAMKK, CAMKKB, calcium/calmodulin-dependent protein kinase kinase 2, calcium/calmodulin dependent protein kinase kinase 2
外部IDOMIM: 615002 MGI: 2444812 HomoloGene: 32756 GeneCards: CAMKK2
遺伝子の位置 (ヒト)
12番染色体 (ヒト)
染色体12番染色体 (ヒト)[1]
12番染色体 (ヒト)
CAMKK2遺伝子の位置
CAMKK2遺伝子の位置
バンドデータ無し開始点121,237,675 bp[1]
終点121,298,308 bp[1]
遺伝子の位置 (マウス)
5番染色体 (マウス)
染色体5番染色体 (マウス)[2]
5番染色体 (マウス)
CAMKK2遺伝子の位置
CAMKK2遺伝子の位置
バンドデータ無し開始点122,869,233 bp[2]
終点122,917,472 bp[2]
RNA発現パターン




さらなる参照発現データ
遺伝子オントロジー
分子機能• トランスフェラーゼ活性
• ヌクレオチド結合
• calcium ion binding
• protein kinase activity
• calmodulin binding
• キナーゼ活性
• protein serine/threonine kinase activity
• protein tyrosine kinase activity
• ATP binding
• calmodulin-dependent protein kinase activity
細胞の構成要素• cell projection
• 細胞内
• 細胞核
• 細胞質
• 細胞質基質
• 核質
生物学的プロセス• リン酸化
• MAPK cascade
• positive regulation of transcription, DNA-templated
• タンパク質リン酸化
• 自己リン酸化
• regulation of protein kinase activity
• calcium-mediated signaling
• peptidyl-tyrosine phosphorylation
• positive regulation of protein phosphorylation
• peptidyl-serine phosphorylation
• peptidyl-threonine phosphorylation
• cellular response to reactive oxygen species
• positive regulation of protein kinase activity
• CAMKK-AMPK signaling cascade
• positive regulation of autophagy of mitochondrion
出典:Amigo / QuickGO
オルソログ
種ヒトマウス
Entrez
Ensembl
UniProt
RefSeq
(mRNA)
NM_001270485
NM_001270486
NM_006549
NM_153499
NM_153500

NM_172214
NM_172215
NM_172216
NM_172226

NM_001199676
NM_145358

RefSeq
(タンパク質)
NP_001257414
NP_001257415
NP_006540
NP_705719
NP_705720

NP_757363
NP_757364
NP_757365
NP_757380
NP_757365.1

NP_001186605
NP_663333

場所
(UCSC)
Chr 12: 121.24 – 121.3 MbChr 12: 122.87 – 122.92 Mb
PubMed検索[3][4]
ウィキデータ
閲覧/編集 ヒト閲覧/編集 マウス

CAMKK2(Calcium/calmodulin-dependent protein kinase kinase 2)は、ヒトではCAMKK2遺伝子によってコードされる酵素である[5][6]。

CAMKK2遺伝子の産物であるCAMKK2はセリン/スレオニンキナーゼファミリー、Ca2+/カルモジュリン依存性プロテインキナーゼ(英語版)(CAMK)サブファミリーに属する。このタンパク質はCa2+/カルモジュリン依存性キナーゼカスケードに関与し、下流のキナーゼであるCAMK1(英語版)とCAMK4(英語版)をリン酸化することで、これらのキナーゼの総活性の増大をもたらす[6][7]。CAMK1とCAMK4はThr177、Thr196がそれぞれリン酸化される[8][9]。

CAMKK2は、視床下部において食欲刺激ホルモンであるニューロペプチドY(NPY)の産生を調節し、AMPKに対するキナーゼとして機能する[10]。また、下流のシグナル伝達経路やμオピオイド受容体(英語版)のダウンレギュレーションによって、痛覚過敏の発生やオピオイド系鎮痛剤に対する耐性の獲得に重要な役割を果たす[11][12][13]。マウスでは、Camkk2の阻害は食欲を低下させ、体重の減少を促進する[10]。

CAMKK2は脳で多くの重要な機能を担っている。海馬ではCAMKK2/CAMK1カスケードは記憶の形成に必要であり、学習によって誘導される神経細胞の細胞骨格の構造的変化を調節する[14][15]。海馬の樹状突起スパインの形態変化は記憶形成の主要な構造的基盤であり、CA1錐体神経細胞のシナプス可塑性の開始と維持に必要である[15][16]。

小脳に関しては、CAMKK2/CAMK4/CREBシグナル伝達カスケードは出生後の小脳の発達過程と関係している。CAMKK2の欠失によって小脳に最も豊富に存在する細胞である小脳顆粒細胞(英語版)の発生が損なわれるが、それは顆粒細胞前駆細胞が外顆粒層での増殖を停止して内顆粒層へ移動する能力が阻害されるためである[17][18][19]。この表現型は、BDNFの発現低下とCREBのリン酸化の低下とも結びつけられている。CAMKK2/CAMK4/CREBカスケードは、出生後の小脳における小脳顆粒細胞の発生段階を完結するためのBDNFの産生に必要である[15]。

視床下部においては、CAMKK2はAMPKα/βとCa2+/カルモジュリンとシグナル伝達複合体を形成し、中枢を介したエネルギー恒常性の維持に関与している[10][15]。CAMKK2遺伝子の除去は視床下部でのAMPK活性を低下させ、NPYニューロンでのNPYとアグーチ関連ペプチド(英語版)(AgRP)の遺伝子発現をダウンレギュレーションし、マウスを食餌誘発性の肥満、高血糖症、インスリン抵抗性から保護することが示されている[10]。さらに、CAMKK2は視床下部内側野における交感神経活動の最適化に必要な遺伝子の調節に関与しており、そのため交感神経の緊張と負の関係にあるとされる骨量とも関係している[15][20]。

アイソフォーム

この遺伝子には6種類の異なるアイソフォームをコードする7種類の転写産物が同定されている。他のスプライスバリアントも記載されているが、その全長の性質は明らかにされていない。同定されたアイソフォームは自己リン酸化や下流のキナーゼのリン酸化の活性が異なる[6][21]。

出典

関連文献

外部リンク

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