CCL20

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CCL20(C-C motif chemokine ligand 20)は、CCケモカインファミリーに属するサイトカインである。LARC(liver activation regulated chemokine)、MIP-3α(macrophage inflammatory protein-3 alpha)の名称でも知られる。CCL20はリンパ球を強く誘引し、好中球に対しても弱い誘引作用を示す[5]。CCL20は周囲のリンパ球や樹状細胞上皮細胞へ誘引することで、粘膜関連リンパ組織の形成と機能に関与していることが示唆されている。CCL20はケモカイン受容体CCR6英語版に結合して活性化することで、標的細胞に作用する[6]

PDBオルソログ検索: RCSB PDBe PDBj
記号CCL20, CKb4, Exodus, LARC, MIP-3-alpha, MIP-3a, MIP3A, SCYA20, ST38, chemokine (C-C motif) ligand 20, C-C motif chemokine ligand 20
染色体2番染色体 (ヒト)[1]
概要 PDBに登録されている構造, PDB ...
CCL20
PDBに登録されている構造
PDBオルソログ検索: RCSB PDBe PDBj
PDBのIDコード一覧

2JYO, 1M8A, 2HCI

識別子
記号CCL20, CKb4, Exodus, LARC, MIP-3-alpha, MIP-3a, MIP3A, SCYA20, ST38, chemokine (C-C motif) ligand 20, C-C motif chemokine ligand 20
外部IDOMIM: 601960 MGI: 1329031 HomoloGene: 3375 GeneCards: CCL20
遺伝子の位置 (ヒト)
2番染色体 (ヒト)
染色体2番染色体 (ヒト)[1]
2番染色体 (ヒト)
CCL20遺伝子の位置
CCL20遺伝子の位置
バンドデータ無し開始点227,805,739 bp[1]
終点227,817,564 bp[1]
遺伝子の位置 (マウス)
1番染色体 (マウス)
染色体1番染色体 (マウス)[2]
1番染色体 (マウス)
CCL20遺伝子の位置
CCL20遺伝子の位置
バンドデータ無し開始点83,094,487 bp[2]
終点83,096,888 bp[2]
RNA発現パターン
さらなる参照発現データ
遺伝子オントロジー
分子機能 cytokine activity
血漿タンパク結合
CCR6 chemokine receptor binding
chemokine activity
CCR chemokine receptor binding
細胞の構成要素 細胞外領域
細胞内
細胞外空間
生物学的プロセス monocyte chemotaxis
positive regulation of T cell migration
neutrophil chemotaxis
positive regulation of ERK1 and ERK2 cascade
positive regulation of GTPase activity
positive regulation of nitric-oxide synthase biosynthetic process
defense response to bacterium
細胞間シグナル伝達
lymphocyte chemotaxis
傷の治癒
cellular response to lipoteichoic acid
cellular response to tumor necrosis factor
有機物への細胞応答
chemokine-mediated signaling pathway
cellular response to interleukin-1
cellular response to interferon-gamma
シグナル伝達
免疫応答
cellular response to lipopolysaccharide
走化性
calcium-mediated signaling using intracellular calcium source
cell chemotaxis
T cell migration
thymocyte migration
炎症反応
antimicrobial humoral immune response mediated by antimicrobial peptide
regulation of signaling receptor activity
Gタンパク質共役受容体シグナル伝達経路
サイトカイン媒介シグナル伝達経路
出典:Amigo / QuickGO
オルソログ
ヒトマウス
Entrez
Ensembl
UniProt
RefSeq
(mRNA)

NM_004591
NM_001130046

NM_001159738
NM_016960

RefSeq
(タンパク質)

NP_001123518
NP_004582

NP_001153210
NP_058656

場所
(UCSC)
Chr 2: 227.81 – 227.82 MbChr 2: 83.09 – 83.1 Mb
PubMed検索[3][4]
ウィキデータ
閲覧/編集 ヒト閲覧/編集 マウス
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CCL20をコードしているCCL20遺伝子の発現は、リポ多糖などの微生物由来因子や、TNFIFN-γなどの炎症性サイトカインによって誘導され、IL-10によってダウンレギュレーションされる[7]。CCL20はいくつかの組織で発現している。中でも末梢血リンパ球、リンパ節肝臓虫垂、胎児のにおいて最も高いレベルで発現しており、胸腺精巣前立腺ではより低レベルで発現している[5][8]CCL20遺伝子はヒトでは2番染色体英語版に位置している[9]

実験的自己免疫性脳脊髄炎と呼ばれる多発性硬化症の動物モデルでの研究では、局所的な神経の活性化、特に第5腰椎における活性化によって、CCL20発現の増大を介して病因となるCD4+T細胞中枢神経系に進入するためのゲートが形成されることが示されている。脚の筋肉の使用もしくは電気刺激によって引き起こされた感覚神経の刺激によって交感神経が活性化され、それによって刺激された求心性感覚神経の細胞体が存在する後根神経節も活性化される。交感神経の活動は第5腰椎背側血管のIL-6アンプを活性化し、局所的なCCL20発現、そして脊髄へのCD4+T細胞の蓄積を引き起こす。CCL20の発現はIL-6アンプの活性化に依存しており、IL-6アンプの活性化はNF-κBSTAT3の活性化に依存している。この研究は、中枢神経系における自己免疫の病因にCCL20が重要な役割を果たしていることを示している[10]

出典

関連文献

外部リンク

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