Wikiwand AI

CRUISE (中森明菜のアルバム)

From Wikipedia, the free encyclopedia

CRUISE』(クルーズ)は、日本歌手である中森明菜の14作目のオリジナル・アルバム

リリース
録音
ジャンル
時間
概要 中森明菜 の スタジオ・アルバム, リリース ...
『CRUISE』
中森明菜スタジオ・アルバム
リリース
録音
ジャンル
時間
レーベル ワーナー・パイオニアリプリーズ
チャート最高順位
ゴールドディスク
中森明菜 アルバム 年表
  • CRUISE
  • (1989年)
EANコード
『CRUISE』収録のシングル
  1. LIAR
    リリース: 1989年4月25日
テンプレートを表示
閉じる

1989年7月25日ワーナー・パイオニアからリリースされた (LP: 25L1-80, CT: 25L4-80, CD: 29L2-80, GOLD CD: 36L2-5103)。

背景と構成

『CRUISE』は、中森がワーナー在籍時に発表した最後のスタジオ・アルバムで、1989年7月25日にLP (25L1-80)とカセット (25L4-80)とCD (29L2-80)とGOLD CD (36L2-5103)の4形態で同時発売された[7][4][8]

収録曲は、ミディアムやスローテンポの楽曲で構成された内容となっている[9][10]。また『ザテレビジョン』は、シングル「LIAR」同様に ″ロスト・ラブ″ を歌ったバラード中心の内容と指摘している[11]。それまでのシングル候補の曲を集めたもので、『Stock』のバラード編といった感じであると、当時のファンクラブ「MILKY HOUSE」の会報にて説明されていた[12]

アルバム・タイトルの ″CRUISE″ は、″巡航″、″航海″ を意味する[13]。ちなみに、中森は当時トム・クルーズの大ファンであったという背景もあり、ダブル・ミーニングという訳ではないが、タイトルはすんなり決まったという[14]。レコーディングは、1989年4月3日から1989年4月4日にかけてニューヨークザ・ヒット・ファクトリーで行われた[1][2][11]。また、本作との連動企画として、中森が編集長を務めたマガジン・タイプのファッションブック『CRUISE 中森明菜ファッションブック』(ほんの木)が、本作より1か月余り早い1989年6月16日に発売されている[15][13]。撮影は塚田和徳の手によって、パリロンドンニューヨーク東京の4都市で行われ、その素材は本作のジャケットにも使用された[14]

アルバムの特典には、カラー・ポスターに加え、LPの初回プレス分のみポートレートが2種類封入された[2][16]。LP盤でのリリースは本作が最後となっており稀少盤である[10]。そのために発売から30年経った現在も中古レコード市場やオークションなどではプレミア価格で取引されている。また、CDは国内プレス盤に加えてUSプレス盤も存在している(カタログ番号は同じ29L2-80)[† 1]

CD-BOX『リプリーズ・パーフェクト・コレクション1982~1991』の中に収録されている本アルバムの楽曲は、ミックス違いがあったり(「URAGIRI」など イントロ部分で確認できる)、エンディングが再編集されている(「赤い不思議」「風は空の彼方」などに顕著である)。また「LIAR」においては、シングル・ヴァージョンは収録されているが、アルバム・ヴァージョンは収録されていない。

シングル

LIAR」が1989年4月25日に発売された[2][17][10]。中森にとって通算23枚目のシングルとなったこの楽曲は、1989年のオリコン年間シングルチャートでトップ30入りした[10][18]。本作ではこの楽曲はアルバム・バージョンで収録され、4曲目に配置された[10][8][2][17]

批評

『CDジャーナル』は本作について、アップ・テンポな楽曲はなく、入念なアレンジによる揺るぎない深みのある出来と指摘し、さらに「テンションの高さは半端じゃなくて、他人事のようによそよそしいクールな歌唱に、時折のぞく激しさが聴き物。」と批評した[19]。批評家の堤昌司は、シングル「LIAR」のレビューの中で本作について言及し、「試行錯誤の末にたどり着いた到達点とまではいわなくても、良質なポップス・アルバムとして再評価されるべきかもしれない。」と評した[10]

チャート成績

『CRUISE』は、オリコン週間アルバムチャートの1989年8月7日付で初登場し、最高順位1位を記録した[20][4]。以降1989年8月21日付まで3週連続で1位を獲得した[4][21][22][23]。同チャートの100以内においては、計14週に渡ってランクインしている[4]。別集計となったGOLD CD盤 (36L2-5103)は、1989年8月7日付の同チャートで最高順位4位を記録し、100以内には計8週に渡りランクインした[20][4][21][24]。メディア別ではLP盤、CD盤、CT盤共にオリコンの週間LP、CD、カセットチャートで最高順位1位を記録し、100以内にはそれぞれ、計15週、計13週、計17週に渡ってランクインした[4]。1989年度のオリコン年間アルバムチャートでは、31位を記録した。

中森はデビューした1982年からこの1989年の8年間連続でのアルバム首位記録を獲得した[4]

収録曲

LPレコード、カセットテープ

さらに見る #, タイトル ...
SIDE 1
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.URAGIRI松本一起井上大輔武部聡志
2.赤い不思議ミステリー小坂明子小坂明子椎名和夫
3.さよならじゃ終わらない松井五郎玉置浩二武部聡志
4.LIAR(アルバム・バージョン)白峰美津子和泉一弥西平彰
5.乱火大津あきら鈴木キサブロー馬飼野康二
合計時間:
閉じる
さらに見る #, タイトル ...
SIDE 2
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.Close Your Eyes有川正沙子Osny S. Melo中村哲
2.Standing in BlueSHOWOsny S. Melo中村哲
3.風は空の彼方Qumico FucciNick Wood西平彰
4.SINGERSHOWOsny S. Melo中村哲
5.雨が降ってた…岩里祐穂上田知華若草恵
合計時間:
閉じる

CD

さらに見る #, タイトル ...
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.URAGIRI松本一起井上大輔武部聡志
2.赤い不思議ミステリー小坂明子小坂明子椎名和夫
3.さよならじゃ終わらない松井五郎玉置浩二武部聡志
4.LIAR(アルバム・バージョン)白峰美津子和泉一弥西平彰
5.乱火大津あきら鈴木キサブロー馬飼野康二
6.Close Your Eyes有川正沙子Osny S. Melo中村哲
7.Standing in BlueSHOWOsny S. Melo中村哲
8.風は空の彼方Qumico FucciNick Wood西平彰
9.SINGERSHOWOsny S. Melo中村哲
10.雨が降ってた…岩里祐穂上田知華若草恵
合計時間:
閉じる

クレジット

チャート、認定

さらに見る チャート, 最高順位 ...
チャート 最高順位 登場週数 売上数 規格 出典
日本(オリコン 1位 15回 0.7万枚 LP [26]
1位 14回 32.4万枚 LP, CT, CD [27][28]
4位 8回 7.6万枚 GOLD CD [27]
閉じる
さらに見る 国/地域, 認定組織 ...
国/地域 認定組織 日付 認定 売上数 出典
日本 日本レコード協会 1989年8月 ゴールド 200,000+ [29]
1989年10月 プラチナ 400,000+ [6]
閉じる

リリース日一覧

さらに見る No., リリース日 ...
No. リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考 出典
1 1989年7月25日 ワーナー・パイオニア LP 25L1-80 [27]
2 CT 25L4-80 [27]
3 CD 29L2-80 [27]
4 GOLD CD 36L2-5103 完全生産限定盤 [27]
5 1991年7月17日 CD WPCL-428 [19]
6 2006年6月21日 ワーナーミュージック・ジャパン WPCL-10292 [30][31]
7 2012年8月22日 SACDハイブリッド WPCL-11150 紙ジャケット仕様完全生産限定盤 [32]
8 2012年12月19日 AAC-LC - デジタル・ダウンロード [33]
9 ロスレスFLAC - デジタル・ダウンロード [34]
10 2014年1月29日 SACDハイブリッド WPCL-11735 廉価盤、赤帯 [35][36]
11 2014年8月6日 ハイレゾFLAC - デジタル・ダウンロード [37]
12 2018年6月6日 AAC-LC - デジタル・ダウンロード [38]
13 ロスレスFLAC - デジタル・ダウンロード [39]
14 2018年7月4日 LP WPJL-10099 高音質180g重量盤 [40]
15 2024年2月21日 2枚組CD WPJL-10210 完全生産限定カラー盤 [41][42]
16 AAC-LC - デジタル・ダウンロード [43]
17 ロスレスFLAC - デジタル・ダウンロード [44]
18 ハイレゾFLAC - デジタル・ダウンロード [45]
19 ロスレスFLAC - デジタル・ダウンロード、オリジナル・カラオケ付 [46]
閉じる

脚注

参考文献

外部リンク

Related Articles