Chance! (白井貴子の曲)
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発売当時白井はデビューからおよそ2年半が経過した頃で、それまでにシングル8枚、アルバム4枚がリリースされており、年間100本ものツアーを行うなど人気急上昇中であった[4]。ある時白井に、シチズンからCMソングの依頼が舞い込む。CMのコンセプトはそれまでに無い、ストーリーのあるものを作るという話で、役者が出演して映画監督の井筒和幸が撮影する15秒の物語で使用されるというものだった[4]。当初白井は、「大型タイアップなのでベストテンに入らなくてはいけない。これを逃したら女じゃない」のように感じたというが、「なにがなんでも売れたい」というよりも、明るく元気でキュートなポップ・ロックを自分の手で作りたいと、シンプルで誰もが歌える、希望となるような音楽を考えた時、日本のみならず海外でもヒットした「上を向いて歩こう」が浮かんだという[5]。分かりやすいシンプルな曲を作るために日本語として通用する英語を探し、そこで″チャンス″という言葉を思いつく。これは誰もが使う言葉で、英語なんだけど日本語にもなっている、自分にとっての探していたチャンスでもあったといい、「坂本九さんと同じように、人に勇気とか元気とかを与えて、上を向かせる曲にしたいという思いも込めて、やっぱりタイトルはチャンスがいいなと[5]」のように振り返っている。
曲は「青空が見えて、レモンの香りが漂うような元気なロックにしたかった」といい[4]、「今がチャンスだ、ここがチャンスだ」と念仏のように唱えていたらサビのメロディが出来、作っているときから「これはいけるな」と手応えを感じたという[5]。
この曲のヒットをきっかけに白井は、渋谷″LIVE IN″10DAYS、日本武道館、西武球場などで公演を行い、次第に「ロックの女王」としての存在感が増して行き[6]、大学の学園祭にも数多く出演して「学園祭の女王」とも呼ばれるようになって行った[5]。