DART (鉄道車両)

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製造所 ペサ
製造年 2015年 - 2016年
製造数 20編成(8両編成20本)
(ED161-001 - ED161-020)
"DART"
PKPインターシティED161形電車

ED161形(ED161-011)(2016年撮影)
基本情報
運用者 PKPインターシティポーランド語版
製造所 ペサ
製造年 2015年 - 2016年
製造数 20編成(8両編成20本)
(ED161-001 - ED161-020)
運用開始 2015年
主要諸元
編成 8車体連接車
軌間 1,435 mm
電気方式 直流3,000 V
架空電車線方式
最高運転速度 160 km/h
設計最高速度 250 km/h
起動加速度 0.6 m/s2
車両定員 着席354人(1等60人、2等294人)
編成長 150,230 mm
全幅 2,820 mm
全高 4,300 mm
床面高さ 1,220 mm
台車 920 mm
編成出力 2,400 kW
備考 主要数値は[1][2][3][4][5]を参照。
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DART(ダート)は、ポーランドの鉄道車両メーカーであるペサ(PESA)が開発・展開する電車ブランド。長距離列車向けの内装や性能を持つ車両で、2025年現在はPKPインターシティポーランド語版ED161形という形式名で在籍している[1][2][3]

2014年5月、ペサはポーランド国鉄グループポーランド語版に属する鉄道事業者であるPKPインターシティポーランド語版との間に、長距離輸送に適した電車を20編成導入する契約を交わした。これに合わせて製造が実施された車両が「DART」である[3][6]

編成長150 m級の8車体連接車で、各車体の中央には幅900 mmのプラグドアタイプの乗降扉が設置されている。設計に際してはヨーロッパの鉄道車両の安全規格として発効されたEN 15227に基づいた構造が採用されており、流線形状の前面部には衝突事故に備えてハニカム構造を取り入れた運転台前部のアルミブロックや緩衝器、運転台部分の跳ね上げを防ぐアモチージングスイーパーといった安全対策が施されている。連結器周辺に関しては製造当初カバーが付けられていたが、運用上の効率性を考慮した結果撤去されている[1][2][3][4][7]

車内は灰色を基調とした色彩で統一されており、ドイツのキール(Kiel)製の座席が用いられており、折り畳み式テーブルやフットレスト、新聞などを入れる事が可能なネットが備え付けられている。座席配置は2等車は2 + 2人掛け、1等車は2 + 1人掛けである。また、車内には食事を提供するバーエリアも存在するが、各座席へのケータリングサービスを重視したレイアウトが採用されている。床上高さは1,220 mmに統一されており、乗降扉には2段のステップや折り畳み式ステップが設けられている。また、リフトや車椅子スペース、バリアフリー対応トイレといったバリアフリー設備、大型の荷物棚、自転車置き場なども完備されている他、wi-fiや携帯電話の電波を増幅し通信環境の快適性が図られる装置も設けられている。照明は分散型LEDシステムが用いられている[1][2][4][5][8]

機器についてはPKPインターシティの要望に基づきペサが独自に開発した制御システムが搭載されている他、エネルギーの回収が可能な回生ブレーキが搭載されている。インバータを始めとした一部の機器は屋根上に搭載されており、騒音対策が図られている[3][4][5][8]

運用

最初の編成は2015年5月に完成し、試運転が実施された。また、同年にポーランドで実施された鉄道見本市「トラコポーランド語版(Trako)」でも展示が行われた。そして、同年12月からワルシャワワルシャワ・サボドニア駅ポーランド語版) - ルブリンルブリン中央駅ポーランド語版)間で営業運転を開始した。その後、2016年3月までに発注分の20編成の納入が行われ、以降ポーランド各地の電化路線への投入が実施されている一方、当初の納入スケジュールから遅延が生じており、ペサはPKPインターシティに対して違約金を支払っている[9][10][11][12][13]

また、「DART」はデザイン性が高く評価され、2016年iFデザイン賞を受賞している[1][14]

編成・諸元

関連項目

脚注

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