Duco
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Duco(デュコ)は、デュポン社で製造販売された自動車塗装用塗料である。1920年代の自動車に用いられた。
歴史
チャールズ・ケタリングがゼネラルモーターズの子会社であるゼネラルモーターズ・リサーチ・コーポレーション(General Motors Research Corporation)で開発したニトロセルロースラッカーである。最初はゼネラルモーターズのOakland Motor Car Companyで生産された車に採用された。
これは、現代で一般に速乾ペイントといわれている塗料のさきがけとなったものである。Duco以前には、ペイント作業の仕掛かりおよび仕上げ作業で3週間は必要であり、自動車メーカーが1日1,000台を製造するためには、仕掛かり中の車を1万8,000台保管するスペースとして21ac(約8万5,000m2、8.5ha)は必要だった。Ducoにより延べ336時間(丸々14日間)の作業が13.5時間に短縮された[1]。
ICI時代
PPG時代
接着剤
→詳細は「万能接着剤 § DUCO HOUSEHOLD CEMENT」を参照
Ducoは元々DuPontが商標を取得していたニトロセルロース家庭用接着剤のブランドでもあり、現在は米国ではITW Devconによって販売されている。