EV墓場
From Wikipedia, the free encyclopedia
EV墓場(EVはかば)は、中華人民共和国における社会問題。
中国における電気自動車産業の急成長と急速な普及による、大量の使わなくなったEVが廃棄されるという社会問題である[1]。広大な空き地に新品かつ未使用のEVが何千台や何万台もの規模で廃棄が行われている[2]。
カーシェアが増加したことからEV墓場の問題が起きているという指摘もある。当初は業績が好調であったカーシェア会社が多くのEVを導入したものの、競争が激化し経営が悪化したことから車両を廃棄しEV墓場ができているとのこと[3]。
EVの自動車が供給過多となっていることも一つの要因である[4]。中国のスマートフォンのメーカーがEV市場に参入し、より安価かつ手軽にEVを購入できるようになったことも原因となっている[5]。
このような問題が存在している根底には、中国政府が行なっていた積極的な補助金制度と市場競争が存在している。メーカーは補助金を得るために大量のEVを製造するほか、架空の登録までもが行なわれていた。このことからも使用されないで放置されるEVが多くあらわれEV墓場となっている。倒産した企業がEVを放置している場合もある。[6]
脚注
- ↑ “習近平、打つ手なし…!中国製EVが「バカ売れ」するウラで、中国で「EV墓場」が大問題になっていた!”. マネー現代 (2023年9月19日). 2026年1月31日閲覧。
- ↑ “習近平は本気で焦っている–––「EV墓場」と「異常な少子高齢化」今、中国経済に広がる“違和感”の正体 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け”. 集英社オンライン (2025年12月18日). 2026年1月31日閲覧。
- ↑ “中国で“EV墓場”が急増 カーシェア競争激化により「持て余した企業が勝手に放置」か…“シェアサイクル墓場”も|FNNプライムオンライン”. FNNプライムオンライン (2023年9月26日). 2026年1月31日閲覧。
- ↑ “中国にEV墓場、テスラ株は暴落…「やっぱりトヨタが正しかった!」と浮かれる人が見落とす死角”. ダイヤモンド・オンライン (2024年3月26日). 2026年1月31日閲覧。
- ↑ “中国に「EV墓場」 スマホのように気軽に車を買い替えたその先に…”. テレ朝NEWS. 2026年1月31日閲覧。
- ↑ “成長ではない…中国経済に「膨張」と呼ぶべき不健全な現象発生 (2025年12月18日掲載)”. ライブドアニュース. 2026年4月22日閲覧。
- ↑ “中国のEV墓場の実態[自動車業界60秒ブリーフィング]”. Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム. 2026年1月31日閲覧。
Related Articles
~