FAMAE SAF

From Wikipedia, the free encyclopedia

製造国  チリ
設計・製造 FAMAE[1][2]
口径 9 mm[1][2]
銃身長 198 mm[1]
FAMAE SAF(折畳みストック型)
概要
製造国  チリ
設計・製造 FAMAE[1][2]
性能
口径 9 mm[1][2]
銃身長 198 mm[1]
ライフリング 6条右回り[1][2]
使用弾薬 9x19mmパラベラム弾[1][2]
装弾数 20 / 30発[1][2]
全長 410 mm(ストック短縮時)[1]
640 mm(ストック展開時)[1][2]
重量 2.7 kg(固定ストック型)[1]
2.9 kg(折畳みストック型)[3][2]
発射速度 1,120 - 1,180 発/分[1]
銃口初速 390 m/秒[1]
テンプレートを表示

FAMAE SAFは、チリFAMAE英語版で開発された短機関銃[4]チリ陸軍が採用しているSG540英語版自動小銃をベースに小口径化したもので、陸軍や警察などで採用されている[1]。S.A.F.と表記されることもある[1][2]

チリは軍の制式小銃としてスイス製のSIG SG540を採用し、自国の国営製造企業であるFAMAE(Fábricas y Maestranzas del Ejército)でライセンス生産を行っていた[2][5]。SAFは、このSG540をベースにFAMAEが独自開発した派生モデルで、拳銃弾を射撃する短機関銃としたものである[1][2]。試作銃は1989年9月に完成し、1990年から1991年頃に量産が開始された[6]

コッキングレバーや3点バースト機構、ボルトなど何か所かの変更はあるが、機関部は原型のSG540とよく似ており、撃発機構も同じクローズドボルト方式を採用したことで高い命中精度を有している[1][2][7]

使用弾薬は9x19mmパラベラム弾で、20発もしくは30発入りの箱型弾倉を使用する[2][5][7]。初期の弾倉はスチール製だったが、のちに半透明で弾倉同士を連結可能なプラスチック製弾倉が登場した[5]。作動方式はシンプルブローバックで、射撃モードはセミオート・3点バースト・フルオートの三種類である[1][2][7]。また、ブラジルのトーラス社が生産したモデルでは、.40S&W弾仕様のものも作られた[6]

ストックはプラスチック製の固定ストックと、金属製の折り畳みストックの二種類が用意されている[2][7]

運用

アルゼンチンの旗 アルゼンチン
ブエノスアイレス州警察特殊部隊「ハルコン」英語版で採用されている[8]
トーラス MTを構えるブラジル軍警察
ブラジルの旗 ブラジル
1999年にはブラジルのトーラス社と共同生産契約を結び、トーラス MTとして現地生産されたモデルがブラジル警察で採用されている[6]
SAFを構えるチリ海軍
 チリ
チリ軍とチリ警察で制式採用されている[1]。チリ陸軍ではそれまでの制式短機関銃であったUZIを置き換え、標準装備となった[8]
エルサルバドルの旗 エルサルバドル
エルサルバドル国家文民警察英語版で採用されている[8]

このほか、民間用としての販売・輸出も行われている[9]

サブタイプ・派生型

SAF
基本モデル[2]。固定ストック型と折り畳みストック型がある[1]
SAFサイレンサー
MP5SD(MP5のサプレッサー組み込みモデル)を参考に開発された消音モデル[10]。バレル部分に大型のサプレッサーを組み込んでいる[10]。全長570/810ミリ、重量3キログラム(弾倉なし)、発射速度980発/分[1]
ミニSAF
MP5K(MP5の小型モデル)を参考に開発された小型モデル[11]。要人警護などを想定している[11]。バレルが115ミリに短縮され、ハンドガードはフォアグリップに変更、一部はストックも取り外されている[11]。全長310ミリ、重量2.3キログラム(弾倉なし)、発射速度1,200発/分[1]
SAF200
SAF200
ピカティニー・レールや、フォアグリップを組み込んだ新型のハンドガードなどを備えた改良モデル[12][13]
トーラス MT
トーラス MT
ブラジルのトーラス社が、FAMAEとの共同生産契約により製造したモデル[6]。原型と同じ9ミリ弾仕様のMT9と、.40S&W弾仕様のMT40がある[6]
トーラス SMT
ブラジルのトーラス社が、SAFをベースに開発した短機関銃[14][15]

脚注

参考文献

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI