Fok1

制限酵素 From Wikipedia, the free encyclopedia

Fok1(Fok-1)とは、Flavobacterium okeanokoitesに自然に見られる酵素であり、N末端DNA結合ドメインC末端の非特異的DNA切断ドメインからなるIIS型制限酵素である[2]分子量は65.4 kDaであり、587アミノ酸で構成される。Fok1がそのDNA結合ドメインによりDNA上の認識配列5'-GGATG-3'にて二本鎖DNAに結合すると、Fok1のDNA切断ドメインが活性化され、配列特異性なしに、認識部位に最も近い位置にあるヌクレオチド、片方のDNA鎖の9ヌクレオチド下流およびもう片方のDNA鎖の13ヌクレオチド上流を切断する[3]

略号 Endonuc-Fok1_C
概要 識別子, 略号 ...
Fok1のC末端ドメイン
DNAと結合したFok1(PDB 1fok)[1]
識別子
略号 Endonuc-Fok1_C
Pfam PF09254
Pfam clan CL0415
InterPro IPR015334
SCOP 2fok
SUPERFAMILY 2fok
利用可能な蛋白質構造:
Pfam structures
PDB RCSB PDB; PDBe; PDBj
PDBsum structure summary
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DNA結合ドメイン

認識ドメインは、ヘリックスターンヘリックスを含むカタボライト遺伝子活性化タンパク質のDNA結合ドメインに進化的に関連する3つのサブドメイン(D1、D2、D3)で構成される[3]

DNA切断ドメイン

DNA切断は非特異的切断ドメインによって行われる[4]。このドメインでは、切断ドメインの平行ヘリックスα4およびα5とループP1およびP2によって二量体化形成面が形成される[3]

活性化

Fok1がDNAと結合していないとき、DNA切断ドメインはDNA結合ドメインによって隔離されている。DNA結合ドメインが標的DNAの認識部位に結合すると、DNA結合ドメインの立体構造が変化することによってDNA切断ドメインが開放される。認識ドメインが配列特異的にDNAに結合し、かつマグネシウムイオンが存在する場合、二量体化によって切断が起こる[4]

利用

Fok1のDNA切断ドメインは、研究目的にて、ジンクフィンガージンクフィンガーヌクレアーゼを参照)[2]や不活性Cas9[5][6][7]などのさまざまなDNA結合ドメインと組み合わせて使用されている[7]

脚注

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