GAF ノーマッド
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概要
ノーマッドの開発は1965年から開発が開始された。開発計画はN2計画と呼ばれ、当初は単発機の予定だったものが途中で双発機となり、また軍用を主目的にしたため無骨な機体となった[1]。軍用多用途機がN22、機体を延長した民間用旅客機がN24として開発された[1]。最初のプロトタイプ(機体記号:VH-SUP)は1971年7月23日に初飛行した。1971年から1984年までに170機生産され、海外にも販売された。なお民間型はN.24A、軍用機はN.24Bと呼称する。
機体の特徴として、支柱付き高翼機でSTOL性能を上げるため大きなダブルスロッテッド・フラップを装着しており[1]、300mの滑走路であっても運用可能であった。主脚は引き込み式であったが、支柱のポットに収納する設計であった[1]。また客室は非与圧で貨物機から旅客機に迅速に配置換えをすることが可能であった。フラップや主脚の駆動は電気モーター式で、油圧系統は持たない[1]。また、軍用型では射出座席、装甲板、セルフシーリング式燃料タンク、二重の操縦装置などが採用されている[1]。
日本のノーマッド
派生型
- N.2 Nomad
- 最初のプロトタイプ、2機製造
- N.22
- オーストラリア軍向けの乗客12人が搭乗できる初期生産版。
- N.22B
- 乗客13人搭乗できる民間機
- N.22F Floatmaster
- 水上機タイプ
- N.24
- 民間用に1.14m胴体延長したタイプ
- N.24A
- 乗客17人搭乗できる旅客機、40機製造。日本に輸入されたタイプ。
- N.24B
- Nomad Missionmaster
- 軍用多用途機
- Nomad Searchmaster
- 海上監視機
- Nomad N.22 Searchmaster B
- 沿岸哨戒機 7機製造
- Nomad N.22 Searchmaster L
- 改良型沿岸哨戒機 11機製造
- Nomad N.22 Searchmaster LI
- 改良型沿岸哨戒機、レーダーをAPS-104(N)に換装
- Nomad N.22 Searchmaster LII
- 改良型沿岸哨戒機、レーダーをAPS-104(V)に換装
