GAZ-MM
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概要
GAZ-MMはGAZ-AA(4×4)トラックの近代化型で、より強力なGAZ-M1エンジン、強化サスペンション、新型ステアリング、カルダンシャフトを装備している[1][2]。 当初、GAZ-MMはGAZ-AAと外観上の差異がなかったが、大祖国戦争中に簡易生産型であるGAZ-MM-Vの生産が始まり、角張ったフェンダーで、バンパーが存在しないなどの異なる点があり、ここから識別をすることが可能である[3]。
GAZ-MM-Vはゴーリキー自動車工場において1938年から1946年にかけて、ウリヤノフスク自動車工場において1943年から1945年までと1947年から1949年にかけて製造された。これらは、戦後の機械式ブレーキ車両の運行規制に伴い、1960年代初頭には多くが廃棄された。
1932年以降、GAZ-AA、GAZ-MMおよびその派生型は合計約985,000両生産され、そのうち約14万両程度が大祖国戦争中に生産された。大祖国戦争の開始までに、赤軍はこれらの派生型を含め151,100両保有していた。GAZ-MMのエンジンはBA-64にも使用され、これは1950年代まで生産され、東欧諸国に広く輸出された。
バリエーション
- GAZ-65
- ハーフトラック型。1940年に試作のみ。
- 4M GAZ-AAA
- 4連装 PM1910マキシムを搭載した対空トラック。
- 72-K GAZ-MM
- 第二次世界大戦中に製造された。72-K 25mm対空砲を搭載した対空トラック。
- GAZ-55
- 救急車型。
- GAZ-42
- 木炭によるガス発生器を用いたトラック。
- GAZ-MM-V
- 簡易生産型。