ILRS
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| 国 | 中華人民共和国, ロシア連邦 |
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| 組織 | 中国国家航天局, ロスコスモス |
| 目的 | 有人での月面探査と研究 |
| 概要 | |
| 期間 |
事前探査: 2021–2025 建設: 2026–2035 使用: 2036~ |
ILRS(International Lunar Research Station、国際月面研究ステーション)とは、中国国家航天局とロスコスモスによって計画されている月面基地である[1]。
ILRSは探査と利用、月の観測、基本的な科学実験、技術的検証など、学際的かつ多目的な科学研究活動の可能な包括的な科学実験基地として計画されている。
中国国家航天局とロスコスモスは「すべての関心を持つ国と国際的なパートナーに開かれている」とし、各国に参加を呼びかけている[2][3][4][5]。
2021年6月16日、ロスコスモスと中国国家航天局(CNSA)は、国際宇宙探査会議(GLEX 2021)において、サンクトペテルブルグでILRSについての合同会議を開催した。
会議には、ロスコスモス国際協力副局長のセルゲイ・サヴェリエフと中国国家航天局副代表の呉艶華がリモートで出席し、双方が覚書に署名した[6]。 プレゼンテーションの後、ロスコスモスとCNSAはILRSプロジェクトとILRSパートナーシップガイドに関するビデオを公式Webサイトに投稿した。
ロスコスモスのサヴェリエフは欧州宇宙機関(ESA)とのパートナーシップが議論されていると述べ、 中国国家航天局(CNSA)の関係者はフランス国立宇宙研究センター(CNES)およびタイ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦とのパートナーシップにおいて初期段階の議論をしていると述べた。
定義と構成
ILRSは複雑な総合実験研究施設であるとされ、月の探査と利用を含む多分野および多目的の科学研究活動へ活用されることが期待されている。
月の表面または軌道上のパートナーの可能な誘致によって建設され、基礎観察、基礎研究実験、およびその後の人間の存在の見通しを伴う長期の無人操作の能力を備えた技術検証を行うことができる[7]。
科学的目的
- 月の地形、地形学、および地質構造の調査
- 月の物理学と内部構造の調査
- 月の化学(材料と地質考古学)
- 月からの宇宙環境観測
- 月からの天文観測
- 月からの地球観測
- 月での生物学的および医学的実験
- 月の資源の利用
設備
- Cislunar Transportation Facility - 月へのの降下、着陸、上昇、地球への帰還など、地球と月の間の往復移動を行う。
- 月面の長期滞在サポート施設 – 月面での操作のためのさまざまなサポートモジュールで構成される。
- 月面輸送および運用施設 – 月面探査および貨物輸送用のモジュールで構成される。
- 月の科学施設 – 軌道上および地上での実験を行う。
- 地上支援および地上施設 – データセンターおよび地上支援業務