KAIKO計画
From Wikipedia, the free encyclopedia
日本海溝の調査には水深6000mまで潜水可能な深海探査艇が不可欠だったが、1980年代当時、水深6000mまで潜水可能な深海探査艇を保有する国はフランス、アメリカ、ソビエト連邦に限られていた。ノティールを運用するフランス国立海洋開発研究所(en:IFREMER)と海洋科学技術センター(現:海洋研究開発機構)の協力で実現した。海洋調査船のナディールが来日した[2]。シロウリガイ[3]のような深海生物の採取や海底地震計の設置[3]やプレート境界の発見[3]、日本海溝海側斜面の地殻伸張速度の把握[4]など、様々な成果を挙げ、とりわけ日本列島周辺のプレート沈み込みに伴う活動的テクトニクスの解明に大きく貢献した。
1994年にはKAIKO-TOKAI計画が実施された。1998年3月には『KAIKO 計画:日本周縁の海溝を調査して-日仏協力14年の成果-』という題目で講演が開催された[5]。
文献
- 島村英紀『深海にもぐる - 潜水艇ノーティール号乗船記』国土社、1987年。ISBN 978-4337330122。
- 海溝1研究グループ 編『日本周辺海溝の地形と構造日仏海溝計画(第1期)のデータ図集』東京大学出版会、1987年。ISBN 9784130610889。
- 海溝2研究グループ 編『日本周辺の海溝6000mの深海底への旅 写真集』東京大学出版会、1987年。ISBN 9784130660983。
- 小林和男『深海6000メートルの謎にいどむ』ポプラ社、1986年。ISBN 9784591023037。