M41D軽戦車
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設計
火力
主砲は、原型のM32A1から国産のM32K1ライフル砲に換装されている[1][2]。これは砲口制退器をT字型から多孔式に変更し排煙器を追加したもので、射距離2,500メートルで250ミリ厚/45度傾斜の装甲鋼板を貫徹可能なM464装弾筒付翼安定徹甲弾を射撃できる[1][2][3]。副武装としては、対空用として砲塔上部に12.7ミリのM2重機関銃、主砲同軸に7.62ミリの74式機関銃を搭載している[1]。搭載弾数は主砲弾が65発、12.7ミリ弾が2,175発、7.62ミリ弾が5,000発である[1]。
射撃統制装置(FCS)には、テキサス・インスツルメンツ社製の戦闘車両熱線照準システム(CVTTS)、デジタル式弾道コンピュータ、レーザー測距儀などが搭載され、夜間交戦能力を含む射撃精度が大きく向上した[1][2][3]。
防御力
主装甲に変化はないが、車体側面にサイドスカートが追加された[1][3]。また、砲塔前面両側に6連装の発煙弾発射機があり、エンジンには煙幕放出装置が装着された[1]。
機動力
エンジンはライセンス生産された8V-71Tディーゼルエンジン(405馬力)に、変速機は前進2速・後進1速のアリソンCD-500-3に換装されている[1][2]。原型のガソリンエンジンから若干馬力は減少したが燃費が向上し、燃料タンクの容量を拡大したこともあって、航続距離は160から450キロメートルまで大きく増加した[1][2][3]。