M48 76mm山砲

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種類 山砲
重量 705 kg(戦闘重量)[1]
全長 2.42 m(輸送状態)[1]
M48 76mm山砲
クロアチア軍のM48(B-1)
種類 山砲
原開発国 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア
諸元
重量 705 kg(戦闘重量)[1]
全長 2.42 m(輸送状態)[1]
銃身 1.178 m[1]
全幅
  • 2.65 m(全体)[1]
  • 1.46 m(輸送状態)[1]
全高 1.22 m(輸送状態)[1]
要員数 6名[1]

砲弾 76.2×385mmR半完全弾薬筒[1][2]
口径 76.2 mm[1][2]
仰角 +45°から-15°[1]
旋回角 50°[1]
発射速度
  • 25発/分(持続射撃)[1]
  • 70発/分(急速射撃)[1]
初速 222 - 398 m/s(M55榴弾)[1]
最大射程 8,750 m(M55榴弾)[1]
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M48 76mm山砲英語: 76 mm mountain gun M48)は、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国で開発・製造された牽引式山砲[1][2]第二次世界大戦後、ユーゴスラビア人民軍の山岳部隊向けとして開発された火砲で、通称としてチトー(Tito gun)とも呼ばれた[1][2]

山地の多いユーゴスラビアが自軍の山岳部隊向けに独自開発した山砲で、6名ないし7名で運用する[1][2][3]。口径は76.2ミリで、砲の俯仰角はプラス45度からマイナス15度、方向射界は左右25度で、最大射程は8,750メートルである[1][2]。砲口には多孔式のマズルブレーキが装着されており、隔螺式の閉鎖機構を持つ[1][2]

弾薬は76.2×385mmR半完全弾薬筒で、これは第二次世界大戦でソ連軍が使用したM1927 76mm歩兵砲弾薬をベースに開発されたものである[1][2]。弾種には榴弾対戦車榴弾煙幕弾などが用意されており、対戦車榴弾では射距離450メートルで100ミリ厚の装甲鋼板を貫徹できた[1]

砲脚は中央にヒンジがあり、牽引時には後ろ半分を180度前方に折り畳む[1]。砲脚の先端には穴があり、設置時には地面に杭を打ち込んで固定する[1]。防盾は両端部が折り畳めるようになっており、また中央部分は最大仰角をとる場合に持上げられるようになっていた[1]

派生型

M48は、少なくとも5種のモデルが確認されている[1][2]。また、M48を参考としてルーマニアでも類似の山砲が開発された[1]

M48(B-1)
8個の部品に分解できる山砲モデルで、車両や馬匹による牽引のほか、分解搬送も可能[1]。空気入りゴムタイヤを装備しており、時速60キロメートルで牽引可能[1]
M48(B-1A1-I)
M48(B-1)と同様の空気入りゴムタイヤを装備したモデルで、M48(B-1A2)のサスペンション機構の一部を取り入れている[1]
M48(B-1A2)
野戦砲としても運用可能としたモデルで、ソリッドタイプのゴムタイヤを装備し、改良型のサスペンション機構を採用した[1]。分解や馬匹牽引はできなくなり、牽引速度は時速30キロメートルとなった[1]
M48(B-2)
詳細な情報なし[1]
M48 B1 A5
2004年にセルビアの兵器輸出企業であるユーゴインポートが輸出向けとして提示していたモデルで、諸元に大差はないが要員数が7名となっている[1]。輸出実績は確認されていない[1]
M1984
M48に影響を受けてルーマニアで開発された76ミリ山砲[1]

運用

脚注

参考文献

関連項目

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