M79 オサ
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装填状態の発射機(上)、非装填状態(左下)、ロケット弾(右下) | |
| 概要 | |
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| 種類 | 対戦車ロケット弾発射機 |
| 製造国 |
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| 設計・製造 | Sloboda[1] |
| 性能 | |
| 口径 | 90 mm[2] |
| 使用弾薬 | 成形炸薬弾、対バンカー弾[3] |
| 全長 | 1,432 / 1,910 mm(非装填時 / 装填時)[2] |
| 重量 | 11.2 kg(装填状態)[2] |
| 銃口初速 | 250 m/s[2] |
| 有効射程 | 350 / 600 m(対車両 / その他)[2] |
M79 オサ(英語: M79 Osa、セルビア語: М79 Оса)は、冷戦期にユーゴスラビアで開発された対戦車ロケット弾発射機[1][2]。再装填可能な肩撃ち式の兵器で、フランス製のLRAC F1とよく似ている[1][3]。オサは「カリバチ」の意[1]。

M79は発射機とCN-6照準器、ロケット弾、ロケット弾運搬ケースで構成され、射手と装填手の2名で扱う[1]。
発射機は長さ約1.4メートルで、プラスチック製の発射筒にグリップと肩当がついており、反復使用が可能である[4]。ロケット弾は運搬用のコンテナケースに格納されており、ケースごと発射機の後部に装填し、射撃後は空になったケースを外して次のケースを装填するようになっている[1][2][3]。装填時はケースの一部が発射機の後方に突き出るため、全体の長さは約1.9メートルほどになる[2][5]。CN-6照準器は3.5倍の倍率と10度の視野角がある[1][注釈 1]。
ロケット弾の種類は、対戦車用の成形炸薬弾と、対建造物用に外壁貫徹後内部で炸裂する対バンカー弾がある[3]。成形炸薬弾は最大400ミリの装甲貫徹能力があり、鋭敏な信管により最大70度の弾着角でも起爆するようになっている[1][2]。車両に対する有効射程は350メートル、それ以外の目標に対しては600メートルである[2]。