M80 ゾーリャ

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種類 対戦車ロケット弾発射機
設計・製造 Sloboda[1]
口径 64 mm[2]
M80 ゾーリャ
格納状態のM80と弾頭
概要
種類 対戦車ロケット弾発射機
製造国 ユーゴスラビアの旗 ユーゴスラビア
設計・製造 Sloboda[1]
性能
口径 64 mm[2]
使用弾薬 成形炸薬弾[2]
装弾数 1発[2]
全長 860 / 1,200 mm[2]
重量 3 kg[2]
有効射程 250 m[2]
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M80 ゾーリャ英語: M80 Zoljaセルビア語: М80 Зоља)は、冷戦期にユーゴスラビアで開発された対戦車ロケット弾発射機[1][2]。軽量な使い捨て式の兵器で、アメリカのM72やソ連のRPG-18などとよく似ている[2][3]。公式愛称のゾーリャは「スズメバチ」の意[1]

先行してユーゴスラビア人民軍が装備していた、再装填可能なM57対戦車ロケット弾発射機を補完するよう開発された単発式の使い捨て兵器である[1]。発射筒は伸縮式で、輸送用の格納状態では長さ860ミリだが、射撃のため後部を引き出すと1,200ミリになる[2][3]

ロケット弾はあらかじめ発射筒内に格納されている[2][3]。弾頭はHMX爆薬を充填した単弾頭の成形炸薬弾で、装甲貫徹力は最大300ミリとされる[2][4]。ロケットモーターと6枚の安定翼が付いており、2平方メートルの目標に対する有効射程は250メートル、初速は毎秒190メートルである[2][4]。発射後は6-20メートルほど飛翔した時点で安全装置が解除されて起爆可能となり、命中せず6秒間飛翔し続けると自爆する[2]

製造・運用

ユーゴスラビア人民軍の制式兵器として採用された[3]。2019年時点でも、セルビアと北マケドニアで製造が続けられている[4]

ジョージアインドネシアコソボモンテネグロ北マケドニアセルビアウクライナで使用が確認されている[1]

脚注

参考文献

関連項目

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