N (ヒョンデ)
From Wikipedia, the free encyclopedia
高性能車ブランドとして2012年に南陽R&Dセンター(後のグローバル開発センター)に設立された高性能車部門とドイツ・ニュルブルクリンクに設立された「ヒョンデ・モータースポーツ」(Hyundai Motorsport)が前身となる。市販車に「N」が使われたのは2016年のi30 N発売からだが、競技車両には遅くとも2014年(i20 WRC(初代))には使われていた。
名称である「N」は韓独2つの開発拠点の所在地
- 南陽郡(Namyang) - 京畿道・華城市にグローバル開発センターがある
- ニュルブルク(ニュルブルクリンク) - 開発コースと併設されたテクニカルセンターがある
を指しており、「Born in Namyang, Honed at Nürburgring.(南陽生まれ、ニュル育ち)」というコピーが付けられている。
ロゴの形状はニュルブルクリンクのシケインを代表としたサーキットの過酷なシケインをモチーフにしており、「Never just drive.」をスローガンに掲げている。
歴史
前史
1985年ヒョンデはブランド初の国産スポーツカーの開発を開始。
1989年の東京モーターショーで、ヒョンデは国産スポーツカープロジェクト「SLCプログラム」としてSLC第1弾のコンセプトカー「エクセルSLC」を発表。
1990年2月、ヒョンデはエクセルSLCの量産バージョンを「スクープ」として発売。スクープはパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム等にも参戦し、SLCプログラムを推進するきっかけとなった。
SLC第2弾(発表時には既にSLCプログラムは名乗ってはいたが事実上消滅していた)として、1991年にHCD(ヒョンデ・カリフォルニア・デザイン)で設計された「HCD-1」を発表。
1993年には発展型の「HCD-2」を発表し、これらは1996年に「ティブロン」として発売。その後、ティブロンは2001年に2代目にモデルチェンジを行い、ニュルブルクリンク24時間レースでクラス2位になる等健闘する。
Nブランドの創設
ティブロン以降は初の後輪駆動車であったジェネシスクーペを使いヒョンデはモータースポーツ活動を行っていたが、世界各国の現地法人が出資やモータースポーツ活動を行っていたに過ぎず、ヒョンデ自身は活動を渋っていた。
2012年に南陽R&Dセンターに高性能車両の研究開発を行う部門を立ち上げることを宣言。これが後にNブランドとなる。また、2014年にWRCへの再参戦を目標としてドイツ・ニュルブルクリンクに開発センター「ヒョンデ・モータースポーツ」を設立する。
この高性能部門ではヴェロスターFS型をベースにMR車のコンセプトカー、RMシリーズを製作することとなる。初代RMであるRM14は2014年に釜山モーターショーでお披露目された。
以降毎年のようにRMシリーズのコンセプトカーを開発・出展しており、その間にこのRMシリーズでアルミフレームやアクティブスポイラー、電動スーパーチャージャーといったパーツの開発を行っていた。
2014年に最高責任者として元BMW Mのアルベルト・ビアマンを起用。9月15日のフランクフルトモーターショーにて正式に『N』ブランドの立ち上げを宣言した。この日より9月15日は特別な日とされ、世界中でN関連のイベントや「N Day」というショーが夏〜秋にかけて模様されている。
2024年1月12日~14日まで開催された東京オートサロン2024に初出展を果たす。 「現代自動車」として日本の自動車イベントに登場したのは12年振りで、「N」や「現代自動車」では初の東京オートサロン出展だった。


