PMP (浮橋)

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2020年、ロシアの第78兵站支援旅団の工兵によってスタヴロポリ地方に展開されたPP-2205改架橋
4つの浮橋部分

PMP浮橋(ロシア語:Понтонно-мостовой парк, ПМП)は、第二次世界大戦後にソ連で開発された機動式浮橋システムである。

迅速な組み立てが可能な設計で、最大60トンの耐荷重を備えている[1]

開発

大祖国戦争を通じて、赤軍は浮橋やボートを含む多数の渡河装備を運用した[2]PA-3MdPA-3のようなゴムボートを基礎とする浮橋システム、DDP、DLPなどの木製ボートを用いた軽浮橋システム、DMP-42、NLP、N-2P、TMP、SP-19のようなモータートーイング艇を備えた浮橋システムなどである。これらの装備はいずれも、個別の浮橋を一直線に並べ、その上に床板を敷設する方式を採用していた[3]

大祖国戦争の戦訓を総括した結果、渡河システムの軽量化および迅速な構築の必要性が認識され、新型機動式浮橋システム PMP が開発された。

PMPでは浮体機能と床板が一体化した折り畳み構造に改良され、専用の大型トラックにより水面へ投下されると自動的に展開する設計となった。

1954年に試作車が完成し、1962年には正式にソ連地上軍に採用された。

運用

PMPシステムは、12隻の曳航艇、32基の河川用セクション、2枚の敷設マット、4基の岸部セクションから構成される。

浮体セクションの輸送には、特別装備を施した36両のKrAZ-255V(初期型ではKrAZ-214)が使用される。

BMK-90、BMK-90M、BMK-130BMK-130MBMK-130MLBMK-150BMK-150M、BMK-150M1、BMK-T等の各種曳航艇は、12両の専用輸送車ZIL-131(初期型ではZIL-157)によって牽引される。

PMPは長きにわたりナヴァシノ造船所をはじめとする連邦内の4か所で製造された。また、チェコスロバキアやユーゴスラビア(PM M71)でもライセンス生産が行われた。

諸元

関連項目

脚注

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